福島交通と会津バス、新たなキャッシュレス決済サービスを開始
福島交通株式会社と会津乗合自動車株式会社は、利用者の利便性を高めるため、最新のキャッシュレス決済サービスを導入しました。この新サービスは、約500台に及ぶ路線バスと、福島交通飯坂線の電車で実施されます。
キャッシュレス決済の内容
新たに導入された決済手段には、クレジットカード、デビットカード、そして電子マネーが含まれています。利用者はタッチ決済やQRコード決済が可能で、簡単に乗車できるようになります。
バスでの決済手順
1.
タッチ決済/ICカード:乗車時および降車時に、カードやスマートフォンを決済端末にタッチ。
2.
電子マネー/QRコード決済:乗車時に整理券を取り、降車時に整理券を投入後、決済手段を選択し、決済を行います。
現金を使用する場合は、従来通りの整理券方式が適用されます。
電車(飯坂線)での決済手順
1.
タッチ決済/ICカード:入場時と出場時に改札機にカードやスマートフォンをタッチ。
2.
電子マネー/QRコード決済:キャッシュレス対応の券売機で切符を購入後、降車時に駅係員または車掌に切符を提示。
ICカードの新サービス
さらに、ICカード「NORUCA」と「AIZU NORUCA」の共通利用が可能となりました。これにより、両カードを利用することで、福島交通の路線バスや電車と会津バスの路線バス両方に乗車できる利便性が提供されます。定期券もWebで簡単に購入できるようになります。
具体的なサービス内容
- - 共通利用サービス:福島交通の交通機関に「AIZU NORUCA」を、会津バスの路線バスに「NORUCA」を使用して乗車が可能です。
- - Web定期券購入:定期券はWebで購入できるようになり、窓口に出向く必要がありません。
- - オートチャージ:残高が設定額を下回った際に自動でチャージする仕組みが導入され、手間を減らします。
これらの新サービスが開始されるのは2023年10月16日からと、非常に間もなく実現します。この発表に伴い、NORUCAへのチャージ金額のプレミアも「6%」に変更されます。これまでのNORUCA学割回数券は終了となりますが、10月15日までにチャージした分は有効期限がありません。
まとめ
福島交通と会津バスの新たなキャッシュレス決済サービスは、利便性を大幅に向上させ、移動をよりスムーズにすることが期待されています。これにより、地域の交通利用が促進されることでしょう。