舞台公演映像のデジタルアーカイブ化 最終募集のお知らせ
舞台公演の映像を未来の世代に残し、かつ世界に広めることを目的としたEPADの「2026年度セレクション作品募集」が始まりました。このプログラムは、今後の舞台芸術界における貴重な資源を保存するための重要な機会です。この機会を逃すと、次世代に大切な文化が受け継がれない可能性があります。締切は2026年7月22日(水)17時です。
EPADとは?
EPAD(エンターテイメント・パフォーマンス・アーカイブ・データベース)は、舞台公演映像の収集、公開、活用に焦点を当てた活動を行う団体です。この活動は、過去の舞台公演を次世代に受け継ぎ、デジタルアーカイブとして整理することを目的としており、特に演劇や舞踊、伝統芸能に関わる作品の映像を中心に募集しています。
EPADの活動は、文化庁の収益力強化事業の一環としてスタートし、多くの関係者とともに約6年間で4,717作品を集めることに成功しました。これにより、多くの団体が新たな配信の可能性を広げ、舞台文化のブログやドキュメントが豊かになる一助となっています。
募集される作品はどのようなものか?
今回の募集では、演劇や舞踊、そして伝統芸能の舞台公演映像が対象です。応募作品は、専門家の審査を経て採択され、期間内に映像と作品情報の提供を行うことが求められます。この活動を通じて、映像がEPADのデータベースに保管され、多くの人に検索可能な形で提供されます。受け取れる支援は、22,000円(税込)またはVHS等のデジタル化に必要な実費です。
応募方法と条件
応募を希望する団体や個人は、以下の条件を満たす必要があります。
- - 映像の権利を有し、元の作品に基づいた正当な権利を持っていること。
- - EPADの活動について理解し、必要な情報提供に協力できること。
エントリー時には、最近の公演実績を証明する資料や、作品に関する詳細な情報を提出する必要があります。特にVHS等、アナログテープのデジタル化を希望する場合は、その見積書も必要です。
なぜデジタルアーカイブが重要なのか?
デジタルアーカイブは演劇や舞踊の歴史を記録するだけでなく、次の世代にそれを伝える大切な作業です。また、近年のコロナ禍では舞台芸術が大きな打撃を受け、アーカイブ活動の重要性が高まっています。上演団体が直面する権利の処理などをサポートすることで、新たな映像コンテンツとして活用できる道も開かれ、多くの未来の可能性を見出すことができます。
終わりに
今回の「EPAD2026年度セレクション作品募集」は、舞台芸術界における最後のチャンスです。消えゆく舞台公演映像の文化を残すために、ぜひこの機会をご活用ください。次世代のアーティストや観客のために、大切な作品をアーカイブすることは意味のある行為です。あなたの作品が、未来の舞台の「地図」を描く一部として、残ることを願っています。詳細やエントリーについては、EPADの公式ページをご確認ください。