株式会社マツリカがDealPodsのHubSpot連携機能をリリース
株式会社マツリカが最新のデジタルセールスルーム「DealPods」に、新たにCRMツール「HubSpot」との連携機能を追加しました。この機能により、営業担当者は顧客との対応履歴をHubSpot上で一元管理できるようになります。この新しい機能のリリースは、営業活動の効率を大幅に向上させる期待が寄せられています。
HubSpotとの連携機能の概要
DealPodsでは、チャット、タスク、議事録などの情報を自動的にHubSpotに同期することが可能になりました。これにより、担当者は商談状況を手動で転記することなく、簡単に履歴を把握することができるようになります。具体的には、DealPods内でのタスクはHubSpotのアクティビティとして反映され、チャット内容はEmailとして管理されます。これにより、営業活動の見える化が進むことが期待されています。
1. DealPods上のデータをHubSpotに自動反映
DealPods上で管理されている情報は、HubSpotの取引に関連付けられ、自動的にアクティビティタイムラインに反映されます。これにより、担当者は手動の転記作業を省略し、より多くの時間を顧客とのコミュニケーションに割くことができます。
- - タスク → アクティビティ(ToDo)
- - チャット → アクティビティ(Eメール)
- - 議事録 → アクティビティ(ミーティング)
2. HubSpotのコンタクト情報を自動連携
さらに、HubSpotのコンタクト情報がDealPodsに自動で連携され、連絡先の作成や参加者の招待時に候補として自動補完されます。これにより、参加者設定が迅速かつ正確に行えるようになります。
ユースケースと利点
この新機能のユースケースとしては、アクティビティの入力工数が大幅に削減されることが挙げられます。これまでメールやチャットの内容を直接手入力する必要がありましたが、DealPods内で顧客と共有した情報をワンクリックでHubSpotに連携できます。
また、HubSpotからはワンクリックで商談に関連する全ての情報にアクセスできるため、情報のブラックボックス化が解消されます。これにより、商談における透明性が向上し、受注率の向上にもつながるでしょう。
日本における営業生産性の課題
世界的に見ても、日本の営業生産性は低いとされています。報告によると、理想的な状態では営業活動に約50%の時間を費やすべきですが、実際には20~25%程度しか割けていないのが実情です。このため、営業活動以外の事務作業を削減することが重要な課題となっています。
デジタルセールスルームは、欧米において事務作業の業務工数を削減し、営業効率を向上させる新たなツールとして注目されています。実際、デジタルセールスルーム市場は2021年から2022年にかけて325%も成長し、多くの企業が導入しています。
マツリカの「デジタルセールス構想」
株式会社マツリカは、営業生産性向上のために「デジタルセールス構想」を掲げています。この構想では、営業担当者が顧客とのコミュニケーションに集中できるよう、付帯業務をテクノロジーで削減することを目指しています。DealPodsは、そのための重要なツールとして位置づけられています。
デジタルセールスルーム「DealPods」は、商談に関する全情報を1つのページに集中させ、営業と顧客がともに活用できる仕組みを提供します。このように、営業活動の効率化と顧客体験の向上を実現するためのアプローチが広がっていくことが予想されます。
終わりに
マツリカが提供する新たなHubSpot連携機能により、営業の現場はさらなる改革が進みます。これからの営業活動において、デジタルツールの活用はますます重要になるでしょう。今後の進展に期待が寄せられています。