特定技能人財の受入れを応援する取り組み
株式会社Proud Partnersは、2023年12月15日より、特定技能人財の受入れを支援する新しいプロジェクトを開始します。この取り組みは、建設産業における慢性的な人手不足を解決し、多様な人材の活用を促進することを目的としています。
建設業界の現状と課題
建設業界は、近年急速に進行する人手不足に直面しています。2024年問題を迎え、時間外労働の上限規制が始まることで、業界の働き方改革も急務となっています。
ここ数年で、外国籍人材の増加が見られていますが、依然として受入れに対する偏見や不安感が根強く存在するのが現状です。この障壁を克服し、外国籍人材の活躍を促進することが業界の存続に不可欠です。
新たな取り組みの内容
Proud Partnersは、これらの課題に対処するため、特定技能人財紹介・定着支援事業を展開し、「最初の一歩」を踏み出す企業を支援します。このプロジェクトでは、特定技能人財を受け入れたことがない建設企業の関係者に対して、特定技能人材の具体的な活躍事例を紹介し、彼らがもたらす貢献を正しく理解してもらう機会を提供します。
第1弾として、特定技能人財の受入れ前後の企業インタビューを行い、その内容を公開することを計画しています。今後、10社の建設企業を対象に、特定技能人財の採用支援費をProud Partnersが負担し、実際の受入れ体験を通じて得られる知識や経験を共有します。
参加対象と応募方法
この取り組みは、特定技能人財の受入れに興味があるが、まだ具体的な行動に移せていない建設企業に向けています。参加希望企業は、所定のフォームから応募することが求められます。応募締切は2025年12月31日です。選定された企業には、Proud Partnersが全面的に支援を行います。
企業の成長を共に目指す
Proud Partnersは、これまでに5,700名以上の外国籍人材を建設業や飲食業に紹介してきた実績を持ち、企業と人材の双方が成長できる環境を整えることを目指しています。今後も、外国籍人材のニーズや企業の声を反映させながら、持続可能な社会の実現に寄与していく所存です。
特定技能制度は、日本の人手不足を補填し、経済の活性化を図るための重要な仕組みです。特定技能人財を受け入れることで、企業の競争力を高めるだけでなく、多様なバックグラウンドをもつ人材との交流がもたらす新たな価値創造にも寄与するでしょう。
おわりに
Proud Partnersの取り組みは、新たな働き方を模索する建設業にとって、重要な意味を持つものです。特定技能人財の受入れを通じて、企業が直面する課題を解決し、持続可能な成長を達成するための一助となることを願っています。