日常生活で使える英会話の新しいガイド
6月16日、株式会社高橋書店から新しい英会話本『この瞬間、英語でなんて言う?』が発売されます。本書は、著者トーマス・K・フィッシャー氏が、ネイティブスピーカーが実際に使っているフレーズを集めた、まったく新しい英会話のガイドです。彼は、「これを学ぶことで、より自然で使える表現が身につく」と断言しています。
リアルなシチュエーションに基づいたフレーズ
本書の大きな特徴は、219のシーンに基づいた表現を収録していることです。例えば、朝起こすシチュエーションや、仕事でのイライラ、といったシチュエーションに合わせた表現が用意されています。右のページには具体的な場面が描かれ、穴埋め形式でフレーズが展示されています。ページをめくることで、答えやその解説が現れるため、まるでクイズを解くように楽しく読むことができます。
この形式は、特に英会話初級者にとって非常に助かるものです。「このシーンでは何て言うの?」といった悩みに対して、即座に対応できる表現を提供してくれます。フィッシャー氏は「特に場面を重視して、この本を作った」とPrefaceで語っています。英語の勉強が苦手でも、これなら楽しく学べると思わせてくれる内容です。
繰り返しが大事な英会話習得
全219のシーンは、すべて実用的で即効性のあるフレーズで構成されています。例えば、息子を起こす際には「Rise and Shine!」という表現が使われ、また、コンピュータがフリーズした時には「Here we go again!」と言ったりと、日常生活で頻繁に遭遇する状況が想定されています。こうした表現を使うことで、英語のコミュニケーションが自然とスムーズになります。
スマートフォンアプリも活用
さらに、本書には専用のスマートフォンアプリが付属しています。このアプリを使えば、収録されたフレーズの音声を聞くことができ、耳からフレーズを学ぶトレーニングが可能です。ランダムにフレーズを再生したり、聞き流し機能を使って気軽に耳を慣らすこともできます。英会話力の向上に大きな役立ちとなるでしょう。
フィッシャー氏のプロフィール
著者のトーマス・K・フィッシャーは、1990年オハイオ州シンシナティ生まれのフリーランスのエディター兼作家、写真家です。日本人の彼女と愛犬を連れてフロリダのタンパベイに住んでおり、趣味は多岐にわたり、特にゴルフやスケートボードなどアクティブな一面も持っています。自然体で楽しい英会話を提供するフィッシャー氏のスタイルは、まさに本書の内容に表れています。
書籍情報
- - 書名:『この瞬間、英語でなんて言う?』
- - 著者: トーマス・K・フィッシャー
- - 定価: 1,320円(税込)
- - ページ数: 192
- - 判型: 四六判
- - ISBN: 978-4-471-11273-8
英会話をより身近なものとして楽しむために、ぜひこの一冊を手にとってみてください。出典や思い出に浸れるシチュエーションが満載で、英語を学ぶ楽しさを再発見できることでしょう。