舞鶴工場新設
2024-10-17 23:18:41

アイリスオーヤマ舞鶴工場の新設と防災協定の締結

アイリスオーヤマ舞鶴工場の新設と防災協定



先日、アイリスオーヤマ株式会社が京都府舞鶴市に新しい飲料水の生産・物流拠点「アイリスオーヤマ舞鶴工場」を設立することが発表されました。この工場の設立は、関西地域における飲料水の生産拠点としてのギャップを埋める重要なステップであり、南海トラフ地震への備えとしても大きな意味を持つものです。工場は2026年半ばの完成予定で、約80人の雇用を創出する見込みです。

この新設工場では、自然災害が頻発した現在、飲料水の迅速な提供が求められています。アイリスオーヤマは、2021年に富士小山工場を皮切りに全国規模で飲料水の生産を開始。舞鶴工場の立ち上げにより、災害時における物資供給の体制が一層強化される見込みです。

防災協定の締結



さらに、同日の発表でアイリスオーヤマは第八管区海上保安本部、海上自衛隊舞鶴地方隊、京都府、舞鶴市との間で防災協定の締結も行いました。この協定により、災害時の支援体制が強化され、官民を問わず連携が不可欠であることが強調されました。岩田府知事や舞鶴市長も新たな工場の立地が地域経済に与える影響や防災力向上に関する期待を語りました。

第八管区海上保安本部は、災害対応の取り組みを進めており、アイリスオーヤマとの協力を通じて、実際の支援活動にあたる海上保安官や自衛隊の対応力を高めることが期待されています。このような連携により、地域住民の安全確保が実現されることでしょう。

アイリスオーヤマの展望



アイリスオーヤマは、2021年の飲料水事業への参入以来、国内のみならず台湾や韓国、中国、東南アジアにも輸出を開始しています。舞鶴工場の設立を通じて、地域の「真名井の清水」を国内外に広めていくことを目指します。これらの取り組みによって、アイリスオーヤマは2030年までに食品事業での売上高1,000億円を目標に、さらなる成長を目指しています。

今後も経済の活性化や地域貢献の努力を続けていくことでしょう。また、アイリスオーヤマは、災害に対する備えの重要性を忘れず、積極的に地域社会の防災力向上に貢献していく考えです。

このような取り組みは、地域の経済にとどまらず、住民の安全をも守るものです。改めて、アイリスオーヤマが舞鶴市にとって重要な役割を果たすことが期待されつつあります。


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会社情報

会社名
アイリスオーヤマ株式会社
住所
宮城県仙台市青葉区五橋2-12-1
電話番号
022-221-3400

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