ぶどうの巻きひげ食品
2024-08-24 06:21:50

ぶどうの巻きひげが持つ可能性を引き出す新食品開発プロジェクト

Crrit株式会社の新たな挑戦



Crrit株式会社は、ワイナリーでしばしば無視される未利用資源、特にワイン用ブドウの巻きひげに注目し、それを活用した新しい食品プロジェクトをスタートさせました。このプロジェクトは、2024年8月28日から11月24日までの期間でクラウドファンディングを実施し、新しい食体験を提供することを目指しています。

プロジェクト概要



このプロジェクトは「ワイン用ブドウの巻きひげから生まれるサステナブルで新しい食体験」として位置づけられています。具体的な返礼品としては、Crritクラッカー、ぶどうジュースとのセット、ワインペアリングフルコース、そして東京藝大出身のガラス工芸家によるオリジナルグラスなどが用意されています。

未利用資源である巻きひげは、実は多くの栄養素を含み、独特の風味を持つ食材として利用することが可能です。Crritの製品は、特に甲州やマスカットベーリーAなどのワイン用ブドウ種に応じた味わいを引き出すことができます。これにより、新しい食文化を創造すると同時に、食品廃棄物の削減にも寄与します。

Crrit株式会社の設立背景



Crrit株式会社は、2023年12月に設立されたスタートアップ企業で、山梨大学ワイン科学研究センターでの研究成果を基にしています。CEOの高野真綾氏は、巻きひげを食品として活用することができると気づいた時、自社の使命を再確認し、多くの人々と協力してこのプロジェクトを進めていくことになりました。

彼女によれば、「巻きひげは、ワイナリーにとっては厄介な存在だが、我々にとっては貴重な素材。これを使って新しい食体験を創造できることをとても嬉しく思っています」とのことです。

クラウドファンディングの意義



今回のクラウドファンディングは、Crritの商品の開発資金を集めるためのものです。高野氏と共同代表の続麻優菜氏は、地域の多くのシェフや職人たちと連携し、視覚的にも美しい食文化を築くための努力をしています。この取り組みを通じて、未利用素材の価値を再発見し、それを広めることが彼らの目標です。

特に、クラウドファンディングを通じて集めた資金は、商品開発に全額使われる予定で、関わった人々の期待に応えることが求められています。続麻優菜氏は「巻きひげという奇跡の食材に感謝しながら、プロジェクトの成功を目指します」と話しています。

今後の展望



Crrit株式会社は、素材の特性を活かした製品の開発を行うことで、今後も地域活性化やサステナブルな社会の実現に貢献していく方針です。ワインと料理のペアリングを楽しむ新しいスタイルや、巻きひげを使った独創的な料理の提案を通じて、消費者に新たな食体験を提供し続けるでしょう。興味のある方は、ぜひCrrit株式会社のクラウドファンディングに参加して、革新的な食文化を一緒に体験してみてはいかがでしょうか?


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会社情報

会社名
Crrit株式会社
住所
山梨県甲府市堀之内町840-1
電話番号
080-2527-5389

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