名古屋商科大学が2024年度教員表彰を実施、教育と研究で優れた業績を称える

名古屋商科大学、2024年度教員表彰を開催

2025年3月22日、名古屋商科大学は日進キャンパスにて「2024年度教員表彰（教育・研究分野）」の授与式を行いました。今回の表彰は教育分野で貢献した15名、研究分野で顕著な業績を残した11名、合計26名の教員が受賞しました。

教員表彰制度の概要

名古屋商科大学の教員表彰制度は、教育および研究における顕著な貢献を評価するもので、2009年度から継続して実施されています。この制度では、教育分野においては「ティーチング・アウォード」が授与され、授業満足度が極めて高い評価を得た教員が対象となります。

研究分野においては、「リサーチ・アウォード」が設けられ、特に優れた研究業績を発表した教員が表彰されます。今年度から新たに、「リサーチ・リーダーシップ・アウォード」が追加され、学内研究活動の促進に貢献した教員も評価の対象となります。

教員の功績を称える

授与式では、受賞者の名前が読み上げられるたびに会場から拍手が湧き起こり、その功績に対して多くの期待が寄せられました。教育分野では、受賞者の一人が「学生の成長をサポートできることが何よりの喜び」と語るなど、教育に対する熱意が感じられました。また、研究分野では、受賞した教授が自身の研究成果を元に今後の研究へ意欲を示し、教育現場においてもその成果を還元する姿勢を強調しました。

名古屋商科大学の教育理念

名古屋商科大学は、1953年の創立以来、グローバルな経営教育をすすめ、国内初となる国際認証（トリプルクラウン）を獲得しています。特に、経営学部、経済学部、商学部、国際学部、経営管理課程という5つの学部を設置し、実践的なビジネススキルの習得を推進しています。

大学は、63カ国187校との提携を通じて、積極的に交換留学や国際ボランティアを展開し、国際的な視点を持つ学生を育成しています。最近では、QSグローバルMBAランキング2024において、国内第1位の評価を得るなど、教育の質が高く評価されています。さらに、「THE（Times Higher Education ranking）」の2025年度日本版では、国際性において東海北陸地区で4年連続第1位、国内では第15位にランクインしています。