DJIが新たなLiDAR技術を搭載したZenmuse L3を発表

DJI Zenmuse L3の魅力を徹底解説

新たに登場したDJIの航空LiDARシステム「Zenmuse L3」は、航空測量業務に革命をもたらす技術で、多様な業務への新たなソリューションを提供します。株式会社セキドが日本での取り扱いを開始したこの製品は、ドローン業界の最前線で活躍しています。Zenmuse L3は、測量・マッピングの業務効率化と高精度なデータ取得を実現し、業界におけるスタンダードになりつつあります。

1. Zenmuse L3の高度な技術

Zenmuse L3は、1535nm波長の長距離LiDARシステムを搭載し、最大950mの測距範囲を持つ高性能機です。これにより、さまざまな条件下でもデータを高精度に取得できる特性があります。また、デュアル1億画素RGBカメラと高度なPOS（位置情報）システムも備えており、最大100km²のエリアを1日でカバーすることが可能です。

この新型LiDARは、航空測量、インフラ点検、地形調査、そして災害時の対応など、業務のあらゆる側面で新しい可能性を提供します。特に、反射率10％の物体に対しても高精度でデータを取得できる点が大きな魅力です。

2. 測距再現性の向上と新たなマッピングの可能性

Zenmuse L3は、従来のLiDARシステムに比べ、更なる測距再現性を実現しました。これにより、1:500や1:1000の縮尺でのマッピングプロジェクトにも適しています。最大500mの視認性と優れた透過性能を発揮し、密林や都市部など難しい地形でも非常に高精度なデータ取得が可能になります。

3. 高精度な画像取得を支えるRGBカメラスペック

さらに、Zenmuse L3にはデュアル1億画素の4/3型CMOS RGBセンサーが搭載されており、高速なメカニカルシャッターにより精緻かつ効率的な撮影が可能です。飛行高度100mにおいて地上画素寸法（GSD）1cmを達成し、広範囲を一度にカバーする最大107°の視野角を持つ点は、業務の効率化に大きく貢献します。

4. シームレスなエンドツーエンドソリューション

DJIエコシステムとの完全な統合は、Zenmuse L3のもう一つの特長です。D-RTK 3多機能ステーションやDJI Terra、DJI Modifyとの連携により、データ取得から処理、活用まで一貫したワークフローが提供されます。これにより、複雑なマッピング作業を簡素化し、業務全体の効率を飛躍的に向上させます。

5. 無料WEBセミナーでZenmuse L3の魅力を発信

セキドでは、Zenmuse L3の効果と活用をより多くの事業者に伝えるため、無料WEBセミナーを開催します。このセミナーでは、実証事例をもとにZenmuse L3の特性や活用法を詳しく解説し、参加者がドローンを利用した測量・マッピングの業務を効率化するためのノウハウを提供します。セミナーは2025年11月5日に実施予定です。参加申し込みは、公式サイトから行えます。

参加申し込みはこちら

6. 未来への期待

DJIのZenmuse L3は、今後のドローン・LiDAR技術の進化を象徴する存在です。セキドの皆さんが提供する詳しいデータとサポートにより、日本国内のさまざまな企業や官公庁がこの新しい技術を活用し、業務の効率化を実現していくことが期待されます。

この新たなツールを手に入れ、業務の可能性を広げるチャンスをぜひお見逃しなく。各種セミナーや実証データも公開中ですので、興味のある方は公式サイトをご覧ください。