バングラデシュ・パブナに新たな希望の光
特定非営利活動法人J'One Worldは、バングラデシュのパブナにおいて、待望のコンドミニアム型コミュニティホスピタルを建設することを発表しました。このプロジェクトは、地域住民に医療を提供するだけでなく、観光の目玉としても期待されています。代表理事である小鳥阿里氏は「この病院は、地域の人々に欠かせない医療サービスを提供しつつ、富裕層の誘致を図る」と話しています。
背景
J'One Worldは、2000年以降、パブナにおいて教育や健康福祉の向上を目指して活動を続けてきました。これまでにも奨学金制度や無農薬の農園設立など、地域の人々が自立できるような支援を行っています。しかし、実際にはこの地域に病院が不足しており、住民は医療を受けるために遠くまで足を運ばざるを得ない状況にあります。
病院建設の意義
当地域には小さな医者は存在しますが、本格的な医療行為が行える病院は皆無です。緊急時に救急車が呼べないため、多くの人々が危険な状況に直面しています。例えば、軽いけがや病気で職を失うことが大きなリスクであり、子どもたちも健康的な生活を送れる環境ではありません。
そこで、コミュニティセンター機能を兼ね備えた病院を建設することで、地域全体の健康を守り、出資者も訪れることができる場所づくりを目指しています。この病院が完成すれば、地元の雇用創出にも繋がり、コミュニティが集まる場所としての役割も果たすことが期待されています。
April Dreamプロジェクト
この取り組みは、4月1日に企業や団体が夢を発信する「April Dream」にも賛同しています。このプロジェクトは、夢の実現に向けた第一歩を踏み出す機会として、全国各地から注目されているものです。
未来に向けて
J'One Worldは、20年以上にわたる活動を通じて得た知見をもとに、この病院建設を実現させる自信を持っています。また、2025年春には、パブナで支援を受けた20人の夢がJR山手線に掲出される予定です。彼らの夢は、電子書籍『Pride Of Pabna』にまとめられており、支援の一環として広く読まれることが期待されています。
お問い合わせ
このリリースに関するお問い合わせは、特定非営利活動法人J'One Worldの理事、大内までご連絡ください。私たちは、アジアやアフリカの人々とのつながりを深め、持続可能な生活環境を作るための活動を続けてまいります。