シャープの新ソリューション
2025-02-18 10:21:42

シャープの新たな議事録作成支援ソリューションが業務効率を格段に向上

新たな議事録作成支援ソリューション「eAssistant Minutes」



2023年3月中旬、シャープが法人向けに新しい議事録作成支援ソリューション「eAssistant Minutes」を発表しました。このシステムは、独自のエッジAI技術を駆使しており、会議中のメモ取りの手間を軽減し、議論に集中できる環境を提供します。

多くの企業が業務効率を求める中、従来の議事録作成には時間がかかり、参加者は議事録を取ることに気を取られがちでした。このような状況では、議論や意見交換がスムーズに行われないことも。そこで、クラウドAIを活用した文字起こしや要約サービスが普及してきましたが、機密情報が多く含まれる会議内容をクラウドにアップロードすることに対するセキュリティの懸念から、導入をためらう企業も多かったのです。

そんな中登場した「eAssistant Minutes」は、外部ネットワークに依存せずに会議録を自動作成できるという大きな特徴を持っています。本機は会議室や商談室に設置され、ホストとなるパソコンに専用アプリをインストールすることで、社内ネットワークを介して接続されます。会議が始まると、会話をリアルタイムで全文文字起こしし、一定の量ごとに自動で要約を生成する機能を発揮します。参加者はホストPCだけでなく、自身のブラウザからも文字起こしや要約内容を確認でき、情報をスムーズに共有できます。

このシステムには、話者分離機能も搭載されています。「文字起こし」から「話者分離」、「要約生成」までの処理を全て本機のエッジAIで行うため、情報漏洩のリスクが大幅に低下するのです。会議終了後は、文字起こしや要約データ、そして音声データがホストパソコンのみに自動保存され、本機内のデータは速やかに消去される仕組みとなっています。

また、アプリケーション上では、文字起こしされたテキストの任意の部分をクリックすることで、その部分だけを簡単に聞き返すことも可能です。これにより、必要な情報を迷わずに確認できるため、業務の効率化に寄与します。

主な特長


1. 会議中の会話を即時に全文文字起こしし、要約を自動生成。
2. 全ての処理は独自のエッジAIで行い、セキュリティも万全。
3. 会議後はホストPCのみにデータ保存、本機内のデータはすぐに消去。

このように、シャープの「eAssistant Minutes」は、業務をさらに効率化する強力なツールとして注目されており、今後の普及が期待されます。業務環境における議事録作成の手間を大幅に軽減し、セキュリティ対策も万全にしたこの新システムは、企業のコミュニケーションの質を高める革新的なソリューションとなるでしょう。


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会社情報

会社名
シャープ株式会社
住所
大阪府堺市堺区匠町1番地
電話番号
072-282-1221

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