高齢者施設への採尿サポートパッド導入を目指すゆらりすとimpサポートセンターの提携
株式会社ゆらりす(東京都昭島市、河村峻太郎社長)は、感染管理認定看護師の伊藤幸咲氏が代表のimpサポートセンターと提携し、採尿及び尿検査に関する情報発信と高齢者施設への支援を開始しました。今回の協業では、感染管理に関する専門知識と、ゆらりすが製造する採尿サポートパッド「ゆらりす®︎」を組み合わせ、高齢者施設や医療機関における採尿・尿検査の運用改善に向けた取り組みを展開します。
背景:高齢者施設での採尿・尿検査の現状
高齢者施設においては、尿路感染症のリスクが常に存在しています。一般的には、尿培養検査には無菌的な採尿が要求されますが、現実にはおむつ内の紙コップから採取した尿で培養検査が実施されるケースが報告されています。このような不適切な方法によって、抗菌薬が不要な入居者に処方されることがあり、耐性菌の出現や患者への負担を引き起こす可能性があります。こうした問題の背景には、採尿方法と検査目的の理解不足があると指摘されており、これに対処するために、ゆらりすとimpサポートセンターが協力することとなったのです。
協業の主要内容
この協業には、以下の2つの主要な柱があります。
1. 感染管理を考慮したコンテンツ制作
高齢者施設における様々な採尿方法や尿検査、抗菌薬使用の課題について解説するコンテンツを共同で制作しています。これは、医療現場に即した実情を踏まえた内容になっており、特に「ゆらりす®︎」を使用する際の注意点などが含まれています。第一弾として公開されたブログでは、採尿方法ごとのコンタミネーション率や、関連学会からの推奨事項が整理され、効果的な運用の考え方がまとめられています。
2. 高齢者施設と医療専門職へのネットワーク構築
impサポートセンターが支援する中小病院や高齢者施設、訪問看護の専門職コミュニティを活用し、「ゆらりす®︎」の導入可能性を広めます。これにより、尿試験紙検査などでの導入支援や、採尿後の確認方法、他の医療機関への相談フロー設計を行い、高齢者施設における尿検査の流れを円滑にします。
採尿サポートパッド「ゆらりす®︎」の特長
「ゆらりす®︎」は、おむつの内側に貼ることで尿を簡単に回収できる製品で、肌に優しい素材が使われています。この製品は、尿試験紙検査用としては有効であるものの、培養検査には適していないため、医師の判断のもとで適切な採尿方法を選択する支援も行います。これにより、採尿が難しい方々の負担を軽減し、適切な診療へとつなげる体制を構築します。
今後の展望
ゆらりすは、今回の協業をさらに進展させ、高齢者施設での実証活動を通じて採尿運用のモデル化や看護や感染管理担当者への情報発信、研修コンテンツの整備を進めていく方針です。
会社紹介
所在地:東京都昭島市昭和町
代表者:河村峻太郎
URL:
https://www.yurarisu.com/
代表者:伊藤幸咲
URL:
https://www.imp-sc.com/
今後もゆらりすは、採尿が難しい方々及びその支援に関連する家族や医療介護従事者に対して、現場で使いやすい選択肢を提供してまいります。