東京都練馬区は、株式会社Luupと連携し、シェアサイクル社会実験を開始することを発表しました。この実験は、2024年6月20日から2027年3月31日までの3年間実施されます。
練馬区は、交通事故防止や安全で安心して暮らせるまちづくりを目指しており、2024年4月にはLuupと電動マイクロモビリティの安全利用普及啓発に関する協定を締結していました。今回のシェアサイクル社会実験は、その取り組みをさらに発展させるものです。
実験では、区民の利便性向上を目的とし、Luupが運営するシェアサイクルサービスのポートを、駅周辺など区内複数箇所に設置します。駅へのアクセス向上や、地域住民の移動手段の選択肢拡大などが期待されます。
また、実験を通して、区民のシェアサイクル利用状況や事業者の運営状況を検証することで、練馬区全域でのシェアサイクル事業の実施や、他自治体との相互乗入れの可能性も検討していきます。
Luupは、電動キックボードや電動アシスト自転車などのシェアリングサービスを提供しており、街を「駅前化」することを目指しています。今回の社会実験を通じて、地域住民の生活をより便利で快適なものにしていくことを目指しています。