インキュデータの新たな展開
インキュデータ株式会社(本社:東京都港区、CEO:町田 紘一)は、データコンサルティング企業としての支援領域を広げるため、柔軟なプラットフォーム対応と生成AIの導入・活用に力を入れています。これにより、顧客の多様なニーズに応えるとともに、データ活用の最前線で活躍する企業を目指します。
データプラットフォーム市場の成長
日本のデータプラットフォーム市場は、2024年から2032年まで年平均成長率20.6%が見込まれており、その市場規模は43億米ドル(約6,436億円)にも達すると予測されています。このような成長の背景には、データプラットフォームの進化・多様化が挙げられます。顧客にとって最適なプラットフォームを選定するためには、高度な専門知識と経験が必要とされています。
インキュデータは「Treasure Data CDP」を活用したデータコンサルティングを基盤に、顧客のニーズに合わせて様々なプラットフォームの導入支援を行います。その第一弾として、データウェアハウスサービス「Snowflake」とのパートナーシップを締結し、自社の支援領域の拡大を図っています。
Snowflakeの特徴
Snowflakeは、クラウドベースでスケーラブルかつ迅速にデータを活用できるプラットフォームを提供します。柔軟な拡張性を持ち、高性能とコスト最適化を実現しているため、さまざまな企業のビジネスニーズに適応可能です。詳細は
こちら。
生成AIによる変革
2022年11月に公開されたChatGPTの影響を受け、生成AI市場は急速に成長しています。日本においては2030年までに年平均47.2%の増加が見込まれ、需要額は約1.8兆円に達する可能性があります。このような中で、生成AIの利活用が企業にとって重要な経営テーマになってきています。
インキュデータは、生成AIを活用したデータコンサルティングに力を入れ、その提案力を強化しています。また、親会社であるソフトバンク株式会社との連携により、AIを駆使した社会課題の解決や新たな価値の創出を目指しています。具体的な取り組みとしては、生成AIによる顧客データ抽出の実証実験も行っています。
今後に向けて
今後もインキュデータは、顧客のニーズに柔軟に対応するプラットフォーム提供や、生成AIを用いた高度なマーケティング、業務効率化を進め、データ活用を推進します。顧客データを通じて日本企業の成長や事業改革をサポートし、競争力向上のための信頼できるパートナーとしての役割を果たしていく所存です。
インキュデータの企業情報
インキュデータ株式会社は、ソフトバンク株式会社と株式会社博報堂の合弁会社であり、「アイデアが自走できる世界をつくる」というビジョンの下、データ活用領域における戦略立案やデータ分析基盤の構築を支援しています。多様なデータソリューションを通じて企業の競争力強化に寄与していく方針です。
会社情報
- - 所在地: 東京都港区海岸一丁目7番1号
- - 設立: 2019年10月
- - 代表者: 町田 紘一
- - 資本金: 20億円
- - コーポレートサイト: こちら