大阪・関西万博サウジアラビア王国館の成功裏に終わったナショナルデー
2025年に開催される大阪・関西万博に向けて、サウジアラビア王国館が特別なイベント「Meet Saudi:サウジアラビア王国ナショナルデー」をうめきた広場で実施しました。このイベントは9月19日から21日までの3日間にわたり、多くの人々を魅了しました。
多くの来場者が文化を体験
「Meet Saudi」は文化祭のような雰囲気で、46,000人以上の来場者が訪れました。サウジアラビアの豊かな文化と歴史を体感できるこのイベントでは、6,200杯のサウジコーヒー、35kgのナツメヤシが振る舞われ、また12,500冊の特製スタンプ帳が配布されるなど、充実の内容が提供されました。
学びの場としての「Meet Saudi」
このナショナルデーは単なる祝祭ではなく、参加者にとって学びの機会でもありました。サウジアラビアの歴史的な統一と「ビジョン2030」に基づく未来の挑戦について触れることができ、2030年に予定されているリヤド万博につながるロードマップが紹介されました。展示は5つの章から成り、歴史的瞬間や文化的な象徴、現代サウジアラビアのダイナミズムを示すデモンストレーションが行われました。
駐日サウジアラビア王国大使のガーズィー・ビン・ファイサル・ビンザグル閣下は、「多くの皆さまにサウジアラビアの文化を知っていただけたことを大変嬉しく思います。私たちの遺産やビジョン2030、そして変革を理解してもらえる機会が得られたことを誇りに思います」と述べました。
インタラクティブな展示
来場者は、サウジコーヒーとデーツで温かく迎えられ、展示の各章を巡りながらスタンプ帳のスタンプを集める形で、サウジアラビアの過去と未来を体験しました。この体験は、インタラクティブで教育的な要素が盛り込まれ、大阪の中心での文化交流を促進しました。
今後の展開
「Meet Saudi」の成功を受けて、サウジアラビア王国館では今後も多彩なプログラムが展開される予定です。「Ahlan Wa Sahlan」「We Are Saudi Arabia」「The Botanist(ARアプリ)」など、音楽や芸術パフォーマンスを含むイベントが10月13日まで続けられます。また、没入型展示が提供され、持続可能な未来に向けたサウジアラビアの取り組みや、人間の可能性を探求する展示も行われます。
このように、サウジアラビアの文化と未来を理解するための重要なステップとなった「Meet Saudi」は、ナショナルデーを通じて更なる関係構築を促進するものとなりました。今後の展開に期待が高まります。
公式サイト・SNSで最新情報を!