スナックAllrightの魅力
2025-10-06 18:20:33

視覚障がい者と晴眼者が共に楽しむ一夜の交流イベント『スナックAllright』

インクルーシブな交流の場『スナックAllright』が誕生


大阪市北区、グラングリーン大阪にて、2023年9月25日、視覚障がい者と晴眼者が共に楽しむことを目的とした一夜限りのイベント『スナックAllright』が初めて開催されました。このイベントは、フェリシモが運営する「オールライト研究所」と毎日新聞社が設立した「ビジョン・コンソーシアム」を中心に共同で行われました。参加者は、約30名の方々が集まり、視覚障がい者6名も含まれていました。

温かい雰囲気でのオープニング

イベントは、参加者全員がリラックスした状態でスタートし、温かな雰囲気の中で互いの違いを受け入れ合う瞬間がありました。視覚障がいの有無を超えて、心を開いて会話を楽しむというコンセプトが実現し、参加者同士の新たな絆が生まれたのです。

体験を通じた理解の深化

イベントの中では、ビジョン・コンソーシアムに参加している参天製薬株式会社の協力による、視覚障がいを追体験できるワークショップも行われました。晴眼者はアイマスクを着用し、視覚に頼らない音や味を感じる体験が用意されました。音声クイズやチョコレートの味当てなどのアクティビティを通じて、参加者たちは視覚障がい者の生活の一部を理解する貴重な機会を得ました。

リラックスした会話の時間

参加者同士はリラックスした雰囲気の中で普段は話しにくいことを自由に語り合い、席を移動することで新たな出会いを楽しみました。事前に配布された「ゆるり質問シート」を持って、参加者同士の会話が活発に行われ、さまざまな背景を持つ人々との交流から新しい発見があったそうです。

参加者の声に耳を傾けて

イベント終了後、参加者たちから集めたアンケートでは、ここでの交流がどんなに深い学びにつながったかが示されました。参加者からは「普段は話せないことを話せた」「ありのままでいることの大切さを実感できた」といった感想が寄せられ、皆が安心して話せる場の重要性が強調されました。また、視覚以外の感覚に対する新たな理解も得られ、これまでの固定観念が打ち破られるような形に。

おいしい食と共に

イベントでは、フェリシモと全農が協力して提供した「そのまんまちりめん」や「オリーブオイルの瀬戸内焼海苔」といったおいしいおつまみが登場し、f wineryからは質の高いワインも。食を通じた交流は、参加者同士の心の距離を縮め、何気ない会話さえも和やかなものにしてくれたのです。

今後の展望

『スナックAllright』は、次回も12月5日に開催される予定で、さらなる交流の輪が広がることが期待されています。どんな障がいがあっても、そうでなくても、いかにして多様性を認め合い、共に楽しむことができるのかを探る試みは、今後も続けていく予定です。

最後に


このようなイベントは、視覚障がい者と晴眼者の壁をなくし、互いの理解を深めるための大切なステップとなります。『スナックAllright』が提供するインクルーシブで温かい交流の場は、今後の社会にとっても重要な意味を持つでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社フェリシモ
住所
兵庫県神戸市中央区新港町7番1号
電話番号
078-325-5555

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