輪之内町でのシンポジウムのご案内
岐阜県・輪之内町では、地形や土木遺産に興味がある方々に向けて、「輪之内 輪中の魅力とミライを考えるシンポジウム」を2024年2月11日(土・祝)に開催します。このイベントは、古くからの文化や伝統を未来に引き継いでいくための貴重な機会です。
輪中町とは?
輪之内町は、長良川と揖斐川に挟まれた水郷地帯に位置する町で、「輪中」と呼ばれる独特の地形を持ちます。この地域は「輪中堤」と呼ばれる堤防によって洪水から守られ、長年にわたり住民の生活を支えてきました。現在でも、古い輪中堤が残されており、地域の憩いの場とされています。
シンポジウムの目的
シンポジウムでは、輪中地域の歴史や文化、土木遺産の魅力を再確認し、今後の地域の活用について考える場を提供します。輪中の地形は日本の歴史の中で非常に独特であり、この地で培われた文化や風習も地域アイデンティティの一部です。しかし、時代の流れとともに、この独特の魅力が失われつつあります。
地域住民や関心を持つ皆さんとともに、輪中地域の状況を見つめ直し、文化的な価値を再認識したいと考えています。これにより、地域の魅力を掘り起こし、これからの活用方法について創造的な議論を交わすことを目指します。
シンポジウムの詳細
このシンポジウムは
事前予約制、参加無料です。以下に会場やタイムテーブルの詳細を記載します。
開場: 12:30
開始: 13:00
タイムテーブル
- - 13:00~13:30 基調講演「輪中の歴史・文化について」
講師: 丸山幸太郎氏(岐阜女子大地域文化研究所所長)
- - 13:40~14:10 発表A「輪中の変遷、活用の状況」
発表者: 諸戸靖氏(元「輪中の郷」館長)
- - 14:20~14:50 発表B「土木遺産とツーリズム」
発表者: 河野まゆ子氏(JTB総合研究所地域戦略部部長)
- - 15:00~15:40 パネルディスカッション「『輪中のミライ』を考える」
パネラー: 上記の3氏
※演題やパネラーは変更となる場合があります。
参加方法
参加希望の方は、以下のリンクから申込フォームにアクセスしてください。
シンポジウム参加申し込み
- - 申し込み完了後は、確認メール等は送信されませんのでご了承ください。
- - 申し込み締切は2月9日(木曜日)です。
- - 定員は200名ですが、定員に達した場合は申し込みを早期に締め切ります。
主催者情報
主催は輪之内観光委員会です。地域の魅力を発信し、観光誘客に向けたさまざまな取り組みを行っています。
- - 所在地: 岐阜県安八郡輪之内町四郷2520
- - 代表者: 委員長・市橋 肇
- - 設立: 2010年12月
お問い合わせ先
イベントに関するお問い合わせは、事業運営会社(株)デイリー・インフォメーション中部CDDチームの飯田までお願いいたします。
電話:052-219-7012(営業時間:9:00~18:00 土日祝含む)
このシンポジウムは、地域の未来を共に考える素晴らしい機会です。ぜひ足を運んで、輪中の魅力を感じていただければ幸いです。