訪問看護実習の新展開
2024-02-19 17:00:01

精神科訪問看護の実習制度が新たな一歩を踏み出す

新しい訪問看護の形を実現する "くるみ"



株式会社Make Careが運営する精神科訪問看護ステーション「くるみ」は、2月19日から3月4日の期間中、松下看護専門学校の実習生を受け入れることを発表しました。さらに、代表の中野誠子氏は同校で「精神看護学」の講義も担当するとのことです。これは、未来の医療を担う看護師のニーズに応える新たな取り組みで、それに伴い、訪問看護の重要性が再認識されています。

実習生受け入れの背景



松下看護専門学校は、大阪府守口市に位置し、設立から51年を迎える歴史のある教育機関です。本校では、パナソニックグループとの連携のもと、未来志向の医療教育を行っています。一般的な病院中心の実習とは異なり、入院している患者のみならず、在宅で生活する人々への看護も重視しています。この背景にあるのは、患者の生活を支援する「地域医療」の重要性です。

「くるみ」は、患者個々のニーズに寄り添いながら質の高い看護を提供することを目指しています。この方針が、松下看護専門学校からの協力要請へとつながり、実習生が実際の訪問看護の現場を体験できる環境が整ったのです。

中野代表の教育に対する想い



中野誠子代表は、看護教育への情熱を携えています。彼女は、認定看護師としての経験を基に、看護学生に実践的な学びを提供することが使命だと感じています。臨床の現場でしか得られない知識や感覚を学生に伝え、次世代の医療を担う看護師たちを育てることに喜びを見出しているとのこと。学生と共に学び、共育する姿勢が「くるみ」の教育方針に反映されています。

松下看護専門学校の特徴



松下看護専門学校は1973年に設立され、少数精鋭の教員で、一人ひとりの学生に寄り添った教育を実施しています。さらに、近年ではプロジェクト学習を取り入れ、学生の主体性を育む取り組みが行われています。地域と密着した教育機関として、医療界に新たな風を吹き込む存在です。

精神科訪問看護の意義



精神科訪問看護は、専門的な資格を持った看護師が、自宅を訪問し患者一人一人に合った看護サービスを提供するステージです。このサービスは、患者が自宅で安心して生活できるようにするための重要な役割を果たしています。特に、精神的な病を抱える方々にとっては、自宅での支援が欠かせません。

看護師の働き方改革と福利厚生



訪問看護ステーションくるみでは、現場第一主義を掲げ、柔軟な働き方や福利厚生を提供しています。「リスキリング支援」や「生理休暇制度」など、全10項目が整備されており、従業員のウェルビーイングを大切にしています。このような取り組みが、働きやすい環境作りにつながっています。

一緒に働く仲間を募集中



訪問看護ステーションくるみでは、今後も新しい仲間を募る活動を行っています。興味がある方はぜひ公式ウェブサイトをチェックしてみてください。

「くるみ」が目指すのは、ただの看護ではなく、患者とその家族の生活を守る、より深い関わりを持つ支援です。医療の未来を共に築いていく実習生との出会いを楽しみにしています。

会社情報

会社名
株式会社Make Care
住所
大阪市東住吉区田辺5丁目1−37ラ・ヴィーア米田607号
電話番号
06-6105-1756

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