AI Conferenceが実現する働き方改革
2019-02-26 10:01:17
IBM Watsonの力を借りた会議支援アプリが働き方改革を支援
IBM Watsonを活用した会議支援アプリ「AI Conference」
企業が進める働き方改革。これを支援する強力なツールとして、IBMの会議支援サービス「AI Minutes」を基にしたiPhoneアプリ「AI Conference」が登場しました。このアプリは、会議の内容をリアルタイムでテキスト化し、翻訳機能を搭載しているため、多国籍なチームでもスムーズなコミュニケーションを可能にします。
AI Minutesとは?
「AI Minutes」はIBMの「Watson Speech to Text」技術を使用し、会議の内容を瞬時にテキスト化します。これにより、参加者は議事録を意識することなく、会話に集中できるようになります。また、会議の内容を保存し、後から見返せるため、意思決定の精度も高まります。さらに、「Watson Language Translator」により、英語や北京語、スペイン語など、さまざまな言語に翻訳しながら表示することができ、文化や言語の壁を越えたコミュニケーションが実現しました。
アプリの使い方
「AI Conference」は、リアルタイムのテキスト表示を実現するアプリケーションです。ユーザーは会議に参加し発言内容を各自の設定言語で確認できるほか、遅れた場合でも会議の進行状況を把握できるよう、過去の発話をスクロールして参照できます。さらに、音声でのコミュニケーションが難しい場面においても、テキスト入力モード機能を利用すれば会議への参加が可能です。
便利な情報の二次利用
AI Conferenceでは、テキスト化された情報を簡単にコピー・編集が可能で、議事録やタスク管理などの目的で活用できます。会議中に挙がったタスクや課題を整理したり、報告書の下書きを作成したりと、多彩な使用方法が考えられます。このように、手元のiPhoneを使用してモバイル環境で効率的な働き方が実現されます。
利用条件と今後の展望
AI Conferenceの利用には、AI Minutesの契約が必要です。これに加えて、IBM Cloudサブスクリプションも別途契約することが求められます。 IBMはAI技術を通じたビジネスの変革を支援しており、今後もデジタル変革を促進する取り組みを続けます。
日本アイ・ビー・エム株式会社の三澤智光氏によるエンドースメントもあり、AI Conferenceの登場が企業の生産性向上に寄与することが期待されています。新たに提供されるこのアプリは、AI技術のモバイル利用を拡大させることで、企業の働き方改革に向けた大きな一歩となるでしょう。
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会社情報
- 会社名
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エス・アンド・アイ株式会社
- 住所
- 東京都港区西新橋1-7-14京阪神 虎ノ門ビル
- 電話番号
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03-6822-8409