建築現場のデジタル革命を実現するコネクトカメラ
愛媛県のデジタル実装加速化プロジェクト「トライアングルエヒメ」に、ピクトグラムが提供するコネクトカメラ事業が採択されました。このプロジェクトは、建設業界におけるデジタル化を促進し、効率的で生産性の高い現場運営を実現することを目指しています。
コネクトカメラとは?
コネクトカメラは、建築現場に特化した業務支援カメラサービスです。工事関係者全員がリアルタイムで映像を共有できる仕組みを提供し、120°の広角カメラと360°の魚眼カメラの2種類が用意されています。これにより、狭小住宅の現場にも対応可能で、映像確認を通じて現場の状況を把握しやすくなります。
トライアングルエヒメプロジェクトの意義
このプロジェクトでは、デジタル技術の実装やその横展開の実現性に力を入れた事業が採択されています。今回は、最大3000万円の実装委託費を受けて、下記の4つの項目を検証します。
1.
施工管理アプリとの連携による現場映像の共有
現場映像を工事関係者全員に配信することで、職人の作業効率を向上させ、コミュニケーションの質を改善します。これにより、チーム内の情報共有がスムーズになることでしょう。
2.
ボイスメモと自動テキスト化での伝達ミス削減
伝達ミスによる誤発注やクレームを減らすことを目的とし、ボイスメモから自動的にテキスト化するシステムを導入。これにより、施工現場での時間ロスが減少すると期待されています。
3.
内装カメラによる業務改善
開発中の内装カメラは、電源コード不要で約2ヶ月稼働できます。これにより、現場訪問の必要が大幅に減り、職人の進捗確認もリモートでできるようになります。
4.
施主向けの現場映像共有
施主が現場映像を閲覧できることで、訪問回数が減少し、打ち合わせ時間の短縮が見込まれます。また、常に現場の状況を把握できることで、安心感を持っていただけることが期待されています。
デジタル化がもたらす未来
コネクトカメラの採用により、愛媛県のデジタル化プロジェクトに大きく貢献できることを期待しています。建築現場の効率的な運営は、作業時間の削減や伝達ミスの防止、さらには顧客満足度の向上に直結します。これからも、私たちは建設業界がより良い環境で働けるよう、技術の提供を続けていく所存です。
ピクトグラムについて
ピクトグラム株式会社は、愛媛県松山市に本社を置き、建築現場の生産性向上を目指すサービスを提供しています。賢く働き、魅力的な建設業界を築くために、今後もさらなる革新を推進していきます。また、詳細な情報は当社のウェブサイト(
https://pictgram.co.jp/)よりご覧ください。