岐阜から全国へ広がる「施工品質」の重要性
住宅産業における「施工品質」という概念が、これからの家づくりにおいて重要な軸となることを、株式会社NEXT STAGE(以下、NEXT STAGE)が提唱しています。これまで販売されてきた住宅がどれだけ魅力的なデザインでも、施工過程において品質が保証されなければ、本当に安心できる家とは言えません。NEXT STAGEは、住宅購入者にとっての新たな常識を創出していくため、岐阜県を拠点に株式会社クアランタを子会社化し、全国展開を図ることを決めました。
1. 住宅購入者と施工品質の現実
一般的に住宅購入者は、自動車や家電と同様に「住宅も適切に建設されているだろう」と考えがちです。しかし、実際には多くの施工業者が関与する複雑なプロセスによって、家は正しく建たないケースが多々あります。特に、2016年の熊本地震では、新耐震基準のもとに建てられた住宅が73棟も倒壊し、その大部分が施工上の問題によるものでした。このような状況において、消費者はより安全で信頼できる住宅を求めるようになっています。
昨今、住宅関連の相談窓口には年間3万件以上の相談が寄せられ、その中で住宅トラブルが約60%を占めています。この背景には、施工品質への関心の高まりがあります。彼らが「後悔しない家づくり」を実現するためには、何が必要なのでしょうか?
2. NEXT STAGEの新たな取り組み
NEXT STAGEは、これまでのBtoBサービスにおいて蓄積した住宅製造ソリューションと施工品質監査のノウハウを活かして、岐阜県を中心に消費者への積極的な提案を行っていきます。特に注目すべきは、クアランタが持つ住宅紹介・斡旋ノウハウと組み合わせた「施工品質」に基づくサービスの提供です。
具体的には、住宅会社の紹介時に「施工品質」を選択基準の一つとし、ユーザーがデザインや価格だけでなく、実際の施工に関しても安心して選べるようサポートします。また、専門家とのセカンドオピニオンサービスを導入し、施工中の不安を解消する窓口も設ける予定です。
どんなに優れた設計がなされても、現場での施工が不適切なものであれば、機能性が損なわれます。このため、第三者による客観的な評価を取り入れ、施行プロセスを可視化する仕組みも検討中です。この取り組みにより、リスクを軽減し、安心できる住宅市場の拡大を目指します。
3. 未来に向けた展望
今後、岐阜県を起点として、より多くの消費者と優れた施工品質を持つ住宅会社を繋げ、家づくりの新たな常識を全国に広げていきます。また、施工品質の重要性が多くの人に認知されることで、確かな技術を持つ職人たちも評価される仕組みができるでしょう。
代表取締役社長の小村直克氏は、「我々の企業理念は、つくり手とすまい手の品質の架け橋となること。これを実現することで、安心・安全な家づくりを供給する社会を築くことが目標です」と語ります。また、住宅購入の選択肢として「施工品質」が加わることで、消費者はより安心して家を購入できるようになるのです。
会社の背景とおわりに
NEXT STAGEは、ITと建築技術を融合させた革新的なビジネスモデルを持っています。そして、消費者の要求が高まりつつある中で、業界全体が抱える課題を克服し、安全で安心な住宅を提供するため、常に努力を続けています。今後も「施工品質」を重視した家づくりの普及を目指して進んでいく同社の取り組みに期待が寄せられます。