日本初のM2M向け通信アダプタ「URoad-TEC101」
株式会社シンセイコーポレーション(東京都千代田区)が、韓国のMODACOM社と共同で開発した通信アダプタ、URoad-TEC101を2014年8月5日に発売しました。この製品は、日本初となるM2M向けのWiMAX 2+対応アダプタで、急成長を遂げるM2M市場をターゲットにしています。
M2M市場の急成長とニーズ
近年、監視カメラやデジタルサイネージ、セキュリティシステムなど、ネットワーク接続デバイスが増加しています。特に産業用と業務用機器において、高速で大容量のデータ通信が求められています。URoad-TEC101は、これらのニーズに応えることで、企業の通信インフラを支える仕組みを提供します。
URoad-TEC101の特長
URoad-TEC101は、UQコミュニケーションズ社の超高速モバイルブロードバンドサービス「WiMAX 2+」と、速度制限のない「WiMAX」に対応しています。これにより、産業機器や業務機器と接続し、高速なデータ通信を実現できます。また、WiMAXハイパワーにも対応しており、通信の安定性が向上しています。
接続性と利便性
URoad-TEC101では、有線LANのポートに加え、無線LANアクセスポイント機能も備えているため、タブレットやスマートフォンともWi-Fiで接続することができます。有線LANポートが2つあり、無線LANは最大16台の同時接続をサポート。これにより、多様なデバイスとの接続構築が可能です。
環境に応じた設置
URoad-TEC101には、SMAコネクタを持つ外部アンテナタイプが装着されており、環境に応じて最適な位置に設置できるため、電波状況の改善が可能です。将来的には、環境に適したアンテナの拡張も見込まれています。
価格と入手方法
URoad-TEC101の価格はオープン価格となっており、詳細については公式製品情報サイト(
こちら)をご覧ください。
お問い合わせ
製品に関するお問い合わせは、株式会社シンセイコーポレーションまでお願いいたします。担当の川崎さんが対応しますので、下記の連絡先をご利用ください。
TEL:03-5212-1253
E-mail:
[email protected]
URoad-TEC101は、M2M市場における通信インフラの新たな選択肢として、多くのビジネスシーンで活用されることが期待されています。