砂糖で作られた塩が万博で話題に
2025年6月、名古屋で開催された大阪・関西万博のメイン会場「WASSE」において、塩職人田野屋塩二郎氏が開発した“砂糖で作った塩”が大きな注目を集めました。その結果、高知の職人による独特の調味料が、名誉ある《にっぽんの宝物グランプリ・レジェンド大会》で見事グランプリを受賞したのです。
甘い塩、まさに衝撃の味わい
審査員たちがその独創性に驚き、「新しい塩との出会い」を感じる味わいであったと絶賛したこの“砂糖塩”。イチゴチョコパフェ塩と共に、料理だけでなくスイーツやドリンクとの相性も抜群だという点が評価されました。実は田野屋氏は、2016年にもシューラスクを使用した“塩スイーツ”でグランプリに輝いており、その実績はまさにレジェンドとも言えるでしょう。
また、この受賞を記念したお祝い企画として、万博会場内の塩おにぎり専門店「PACKN-TO」(ぱくんと)で、田野屋氏の塩を使用した“プレミアムソルトセット”が店舗限定で販売されています。このセットには、完全天日塩(100g)と抹茶塩(50g)が含まれ、税込み10,000円で入手可能です。
卓越した品質を誇る田野屋塩二郎の塩
田野屋塩二郎氏が造る塩は、完全天日製法で時間をかけて丁寧に仕上げられており、これは一般の流通にはほとんど乗らない貴重な商品です。調味料としてだけでなく、お礼やプレゼント、特別な料理にぴったりなアイテムとしても好評を得ています。
五感で楽しむ塩体験
「PACKN-TO」では、甘い塩だけでなく、さまざまな「塩体験」を提供しています。例えば、鹹水を使った塩おにぎりは、その味わい深さと食感で特別な一品に仕上がります。さらに、淡路ビーフステーキや沖縄あぐー豚の生姜焼きなど、地元のこだわり食材と組み合わせたおにぎりサンドも展開中です。
その中でも人気を博しているのが、塩ソフトクリーム。北海道の濃厚なバニラソフトに、田野屋塩の塩が後がけされており、その甘さと塩気が絶妙に共鳴し、后味も爽やかです。加えて、塩レモンサワーも登場し、夏の暑さを乗り切るご褒美ドリンクとして注目されています。
万博会場での体験を楽しもう
店舗「PACKN-TO」は、大阪・関西万博内に位置し、来場者には独自の食文化を持つ塩おにぎりをはじめ、さまざまな塩メニューを楽しめる機会を提供します。営業は2025年の4月13日から10月13日まで、営業時間は午前10時から午後9時までです。
ぜひこの機会に、田野屋塩二郎氏のスタイルを体験し、新しい「塩」の可能性に触れてみてください。この万博での味覚の冒険が、あなたを食の新たな世界へといざなってくれることでしょう。