ザスパキッズがJリーグ公式戦のピッチで輝く
5月3日、晴れ渡る空の下、群馬県の正田醤油スタジアムにおいて、ザスパ群馬のホームゲームが行われた。この特別な日、障がいを持つ子どもたちが「ザスパキッズ(放課後等デイサービス)by GLOBALTREE」として、選手と共にピッチ上に立つ「エスコートキッズ」を体験した。
新たなプログラムの誕生
「ザスパキッズ」は、群馬のサッカークラブザスパ群馬と福祉事業のGLOBALTREEがタッグを組んで設立した放課後等デイサービスです。主に障がいのある子どもたちが通い、サッカーを通じての療育に重点を置いています。サッカーの楽しさを体感することで、自己肯定感が高まり、多様な学びの機会が提供されます。特に、Jリーグの公式戦での体験は、子どもたちにとって夢のような瞬間だった。
子どもたちの挑戦
試合前、子どもたちはエスコートキッズとして、選手たちと手をつないでピッチへ入場。この日、彼らの姿はまさに“挑戦”そのものでした。緊張した面持ちで集まっていましたが、いざ入場する際には、背筋を伸ばし、自信を持ってスタジアムの大観衆に向かって歩みました。観客たちが大きな声で応え、子どもたちの目には自信と驚きの色が浮かんでいました。
この体験は、単なる参加ではなく、自分の限界を超える挑戦として映ったのです。普段人前に出ることが苦手な子どもたちも、自身の足でピッチに立ち、選手と手をしっかり握って堂々と進む姿には、保護者やスタッフから感嘆の声が漏れました。
特別な経験
さらに、エスコートキッズ体験に加え、試合前にはスタジアム内部の見学ツアーも行われました。普段は立ち入ることができないエリアを巡ることで、子どもたちは特別な舞台の裏側を直に体験しました。このような機会は、サッカーに対する興味を深めるだけでなく、社会とのつながりを実感する貴重な体験でもありました。
子どもたちの声
体験を終えた子どもたちからは、「緊張したけれど、とても楽しかった!」「また参加したい!」という嬉しい声が続々と寄せられました。保護者の方からも、「普段は人前に出るのが苦手な子が、堂々としていた姿に感動した」という感想が届きました。このようなポジティブな体験が、子どもたちの今後の大きな励みになると信じています。
社会に貢献するGLOBALTREE
今後もGLOBALTREEは、福祉、教育、スポーツの異なる分野が連携し、さまざまな”挑戦”の場を提供し続けます。子どもたちが自らの可能性に気づき、希望を持てる未来へ進むためのサポートを惜しみません。すべての人が共に生き、活躍できる社会の実現を目指して、今後も積極的に挑戦を続けていく所存です。
会社情報
株式会社ザスパ
所在地:群馬県前橋市富田町1674−8(GCCザスパーク内)
代表者:代表取締役会長 赤堀洋
創業:2003年2月5日
資本金:2億8,900万円
企業HP:https://www.thespa.co.jp
GLOBALTREE・ハッピーライフケア株式会社
所在地:東京都千代田区東神田2-10-9
代表者:代表取締役 吉村益樹
創業:2014年3月13日
資本金:9,000万円
事業内容:児童発達支援、放課後等デイサービス、就労継続支援A型、ナーシングホーム
企業HP:
https://global-tree.jp