第11回交通管制安全情報分析委員会が開催
令和6年10月18日(金)、国土交通省が「第11回交通管制安全情報分析委員会」を開催します。今回の委員会は、令和5年度に収集された交通管制分野の安全情報に基づき、安全性向上のための討議が行われる重要な場です。特に、収集された情報を詳細に分析し、再発防止策の検討や今後の対応策について話し合います。
この委員会は、平成26年度から始まった「航空安全プログラム」の一環であり、専門家や学識経験者が集まり、航空の安全に関する情報を深く探求します。様々な現場から得られた安全情報を公開し、関係者と共有することで、民間航空の安全性をさらに高めることを目的としています。
委員会のプログラム
委員会の議題は以下の通りです:
1.
交通管制分野の安全をめぐる最近の動向 についての報告
2.
交通管制分野の安全情報の分析と対策に関する説明と審議
3.
交通管制分野の安全性向上に向けた取組状況及び今後の取組についての説明と審議
4.
交通管制分野の安全情報の公表についての説明と審議
会議はウェブ会議形式で行われ、約2時間を予定しています。傍聴は不可ですが、議事に入る前のカメラ撮影は認められており、撮影希望者は事前登録が必要です。なお、会議結果の概要は後日、国土交通省の公式ウェブサイトにて公表されます。
安全情報の重要性
この委員会で扱う「安全情報」とは、航空事故や重大インシデントなど、航空運行におけるさまざまなリスク要因を指します。これらの情報を分析することで、可能性のある危険を未然に防ぎ、安全な航空輸送を維持することが目的です。
国土交通省航空局は、この取り組みにより、運送や空港、交通管制の各分野での安全を強化し、国民の信頼を得ることを目指しています。
取材に関するお問い合わせ
本委員会に関する取材は、国土交通省航空局安全部に問い合わせることができます。連絡先は下記の通りです:
(内線48180、48166)
直通電話:03-5253-8696
委員会の成果が、航空安全の向上に繋がることを期待しています。国土交通省は今後も、交通管制分野における取り組みを進め、より安全で信頼性の高い航空サービスの提供を目指していきます。