2024年12月10日に、東北電力グループとスパークル株式会社が共催したイベント『よりそう東北コネクト×INNOVATION NEXUS TOHOKU MeetUP -東北で未来の事業を紡ぐ-』が、宮城県仙台市で開催されました。このイベントは、東北地方のさらなる発展と新たなビジネス創出を目指し、多様な視点を交えた意見交換やネットワーキングが行われました。
出演者たちは、JR東日本スタートアップの柴田裕氏、KDDIの江幡智弘氏、東北電力の出馬弘昭氏ら、各分野で活躍する専門家。第一部のパネルディスカッションでは、東北が抱える課題や、脱炭素、地方創生といったテーマについて活発な議論が交わされました。
出馬氏は、東北・新潟地域の豊かな自然資源に注目し「約80,000㎢の土地に潜む新たな産業の可能性がある」と語りました。海外では広大な土地や森林を利用した新しいビジネスが生まれており、それに触発された参加者たちは、オープンイノベーションの重要性を再認識していました。
第二部は、ネットワーキングが行われ、地元企業、スタートアップ、投資家などが集まり、業種を超えた交流が生まれました。第一部の熱気を受けて、参加者同士のディスカッションは白熱し、多くの新しいつながりが形成されました。このイベントには、第一部に135名、第二部に88名が参加し、東北の未来に向けた“つながり”が創出されました。
よりそう東北コネクトは、デジタルとリアルの両方でコミュニティの拡大に力を入れています。今後も様々なイベントを通じて共創の輪を広げ、地域の活性化に寄与していく方針です。参加者は、継続的な会員登録を通じて、未来の事業をともに考える仲間として参加していくことが期待されています。
また、登壇者たちの専門的な知識や経験に触れ、参加者たちは新たなインスピレーションを得る機会となりました。イベントの成功は、今後の地域振興と経済発展の寄与へとつながるでしょう。東北が未来に向けて描く新しいビジョンの実現に向け、さまざまな活動が今後展開されていくことが期待されます。