大学生向けプログラミングイベント『POSSE』が決勝大会を開催

大学生向けプログラミングイベント『POSSE』決勝大会が開催

2025年4月13日（日）、株式会社アンチパターンが運営する大学生向けプログラミング学習コミュニティ『POSSE（ポッセ）』のチーム開発イベント決勝大会が行われました。本イベントには、約70名の大学生が参加し、彼らが8週間にわたって取り組んできた成果を披露しました。

施策背景

急速に進化するデジタル社会において、高度なデジタルスキルを兼ね備えた人材の育成が求められています。『POSSE』は、大学在学中からチームでの開発経験を通じて、実践力を身につけることを目指しています。このため、初級プログラムと中級プログラムを平均約8週間にわたり展開し、実際の開発テーマに基づくプロダクト開発を行う機会を提供しています。

基調講演の実施

決勝大会の後半では、林芳正内閣官房長官が登壇し、「Society 5.0」をテーマに基調講演を行いました。彼は、学生たちに対して「この経験を生かし、社会での挑戦に立ち向かってほしい」と励ましの言葉を贈りました。

開発テーマの提供

今回のイベントでは、ランサーズ株式会社と株式会社リンクアンドモチベーションが主な開発テーマ提供企業として参加しました。ランサーズ社は「大学生サークルをターゲットとしたクラウドソーシングのプロトタイプ構築」というテーマを提供し、学生たちはサークル活動での実際の悩みを解決するためのサービス開発に取り組みました。リンクアンドモチベーション社は、管理職向けの組織改善を行うクラウドサービスの開発をテーマにし、学生たちに貴重な指導とフィードバックを行いました。

プレゼンテーションと結果発表

ファイナリストとして選ばれた teams は、入念に準備したプロダクトを発表しました。初級プログラムでは「Avocode」チームが、サークルの問題を解決するためのクラウドサービスを開発し、最優秀賞を受賞しました。一方、中級プログラムでは「ガンマ線バースト」チームが、管理職向けの組織分析サービスを開発し、こちらも最優秀賞を受賞しました。