東レ新開発の先端素材「Airfreak™」で軽量感と保温性両立！

東レが誇る新素材「Airfreak™」の魅力

東レ・ディプロモード株式会社は、先端的なテキスタイル「Airfreak™（エアフリーク™）」を開発しました。この新しい生地は、保温性と軽量性を両立し、ファッションの可能性を大きく広げることが期待されています。特に、スウェット生地に求められる機能性と肌触りの良さを実現したことが大きな特徴です。

機能面での革新

「Airfreak™」の肝となるのは、東レが製造した中空率45%のナイロン繊維です。この特別な繊維は、生地に空気層を多く含ませるための技術が駆使されており、高度な断熱性を実現しています。従来、スウェット生地にはピリング（毛玉）が発生しやすい、高中空率のナイロン繊維によって課題がありましたが、今回の開発では先進的な紡績および生地加工技術を集約して、この問題を克服しました。

スタイリッシュなデザイン

「Airfreak™」は、見た目だけでなく、天然素材のような柔らかな質感とナチュラルな揺らぎを再現しています。これにより、機能性だけでなくファッション性も兼ね備えた製品が実現しました。外出時はもちろん、自宅でのリラックスタイムでも最適な素材感が楽しめます。

プロジェクト「MOONRAKERS®」と市場への展開

東レ・ディプロモードの「MOONRAKERS®」プロジェクトは、「完全メイドインジャパン」を掲げ、日本国内での製造にこだわっています。2022年度には国内外のハイエンド市場への展開を視野に入れ、生地の販売目標は1万メートルとしています。この素材は、高級感と技術の融合を求めるファッション愛好者の新たな選択肢となるでしょう。

クラウドファンディングによる製品展開

さらに、10月29日より「Makuake」で、Airfreak™を使用したスウェットパーカーのクラウドファンディングを実施します。このプロジェクトでは、ユーザーからのフィードバックを活用し、商品開発のスピード向上を目指しています。目標金額は30万円で、期間は約1ヶ月です。パーカーの価格は16,500円（税込）で、6色のカラーバリエーションから選ぶことができます。

この新素材は、Withコロナ時代において「生活をより良くする」ファッションの重要性に応えます。身体を満足させる機能性、心を満たす心地よさを兼ね備え、私たちのライフスタイルをより豊かにする可能性を秘めています。