ドーマー・プラメットが発表した2024年度新製品
ドーマー・プラメットは、その最新の切削工具を紹介する2024年度新製品ラインナップを発表しました。新製品は、幅広い用途に対応した汎用性の高いドリルやタップからなるもので、製造業界の効率的な運営をサポートします。ここで紹介する新製品は、製造プロセスの簡素化とコスト削減を目指し設計されています。
Dormer R003とR023:多用途ドリル
最初に紹介するのは、汎用用途向けに設計された超硬ソリッドジョバードリルのR003とスタブドリルのR023です。これらのドリルは、コスト削減と安定した工具寿命の実現にこだわっています。特に炭素鋼などの一般的な被削材に対して優れた性能を持ち、専用のスプリットポイントやTiNコーティングにより高いコスト効率を提供します。このドリルは、CNCおよび汎用機械の両方で使用できるため、多様な加工ニーズに応えられます。
Dormer E397とE398:高生産性のタップ
続いて紹介するのは、Dormer E397とE398の高生産性マルチアプリケーションタップです。これらのタップはスパイラルポイントとスパイラルフルートの二つのスタイルを持ち、自動車や医療業界などの多種多様なニーズに応じたタップ加工を可能にします。特に、深いタップ加工が可能で、さまざまな材料に対して信頼性のある性能を発揮することが特徴です。
Pramet SSO12:新型ハイフィードカッタ
また、新しいミーリングシリーズSSO12は、金型産業や一般加工に最適です。高送りミーリングのコンセプトに基づき、高い生産性と低振動を実現しています。このカッタは、高い切粉排出率も誇り、使用時のエネルギー効率を向上させています。
Pramet T8415:高性能の旋削材種
最後に、汎用性の高いPVD旋削材種T8415が登場します。この新材種は、靭性と耐摩耗性を両立させ、高い性能を発揮します。さまざまな被削材への適用が可能で、特に焼入れ鋼やステンレス鋼に優れた効果を持ちます。
ドーマー・プラメットの革新
これらの新製品群は、ドーマー・プラメットが掲げる簡素化と性能向上の理念に基づいています。日本のナショナルセールスマネージャーである伊集院弘治は、これらの新しいソリューションが多様な用途に対応できることを強調し、製造プロセスの簡素化と業界の成功に寄与することを目的としていると述べています。
新製品に関する詳しい情報は、ドーマー・プラメットの公式サイトで確認できます。製造業に携わる皆様にとって、これらの新製品が革新の一助となることを期待しています。
詳細は
こちら。