チームスピリットとLIFULLの協業が生む新たな可能性
株式会社チームスピリット(本社:東京都千代田区)は、株式会社LIFULL(ライフル)との協業を発表しました。この取り組みでは、LIFULLがチームスピリットから取得した「ワークログ」を基に、労働生産性を向上させるためのコンサルティングを提供します。ワークログは、社員が出勤から退勤までの活動を記録し、分析することで、生産性やエンゲージメントの向上が期待されるサービスです。
LIFULLの実績と「ワークログ」の活用
LIFULLは2018年から、労働生産性向上に向けた取り組みを進めており、特に「ワークログ」の導入により直近2年間で成果の達成時間が6.5%向上、組織としての成果達成率が18%向上しました。ワークログを利用することで、社員それぞれが自身の行動を振り返り、改善する文化が根付いています。LIFULLの取り組みの特徴は、単なる一過性の改善ではなく、持続的な成長を目指す風土を醸成することです。
協業の目的とメリット
今回の協業により、LIFULLは自社の蓄積されたノウハウを元に、労働生産性の向上に課題を抱える企業に向けたコンサルティングを実施。両社の知見を活かして、企業の人材価値を向上させる取組みを展開していきます。特に、DX推進においては、チームスピリットのワークログが非常に役立つと考えています。
今後の活動
労働生産性向上をテーマにした企業向けセミナーが2024年10月1日に開催される予定です。このセミナーをきっかけに、LIFULLと協力し、持続的成長を促進する活動を広げていく計画です。
セミナー詳細
- - 日時: 2024年10月1日(火)16時00分~18時30分
- - 場所: 株式会社LIFULLセミナールーム(東京都千代田区)
- - 参加申し込み: こちらから
社員の声
株式会社LIFULLの執行役員CFO 福澤秀一氏は、「チームスピリットの『ワークログ』と私たちの取り組みで、日本の労働生産性向上を目指すことができるのは非常に嬉しい」とコメントしています。
一方、チームスピリットのCEO 道下和良氏は、「今回はLIFULLとの協業を通じて、企業の人的資本経営の推進に寄与できると確信しています」との意気込みを見せています。
両社の取り組むビジョン
チームスピリットは、社員の日常業務をクラウド上で一元管理し、データ分析を通じて生産性の向上を実現するSaaS企業です。一方、LIFULLは、社会課題を解決するソーシャルエンタープライズとして、幅広いサービスを展開しています。
このような異なる強みを持つ両社が手を組むことで、日本の企業が直面する労働生産性向上の課題に対し、具体的な解決策を提供できることが期待されています。