NYC株式会社がokkeに出資
東京都に本社を置くNYC株式会社は、2025年6月9日に教育スタートアップ「okke」へのマイノリティ出資を完了したことを発表しました。これは、NYCにとって3社目となるベンチャー投資の実行であり、教育の未来を切り拓く重要な一歩とされています。
NYCと教育系スタートアップの出会い
NYC株式会社は、中小企業専門の投資会社で、優れた技術やビジネスモデルを持つ企業に対する投資を行っています。今年の3月からは、ベンチャー投資事業を開始し、中小企業とのシナジー創出を目的とした取り組みを進めてきました。今回の出資は、教育系スタートアップであるokkeとのパートナーシップの形成を意味するものです。
okkeのビジョンと成長
okkeは、「誰もが能動的に学ぶ世の中を作る」というビジョンを持ち、中高生向けの学習アプリ「okke」と、教育機関向けのテスト作成ツール「Dr.okke」を提供しています。特に「Dr.okke」は、教師が簡単にテストを作成できるツールとして注目されており、短期間で学習塾や通信制高校に普及しています。リリースから約2年半で、累計の受験数が10万件を突破した実績もあり、急成長を遂げています。
学習塾との関連性
NYCの既存投資先である「翔栄学院」は、「Dr.okke」の導入を検討中です。導入が実現すれば、生徒の学力向上やモチベーションの向上に寄与することが期待されます。このように、NYCはスタートアップと既存ビジネスとの融合を図り、新たな価値を生み出すことを目指しています。
持続的な成長を目指すNYC
NYCは、今後も中小企業とスタートアップの連携を強化し、日本経済の持続的発展に寄与することを誓っています。業界のデジタルシフトが進む中、教育分野でのイノベーションは特に重要であり、NYCの取り組みが大きな影響を与えることが期待されます。
これからの取り組み
NYCでは、シードからアーリーフェーズの企業を対象としたベンチャー投資を続けていく方針です。今後も新たな投資先を開拓し、中小企業との相乗効果を追求することで、さらなる成長を実現するでしょう。特に教育分野におけるイノベーションは、企業だけでなく社会全体にとっても大きな意味を持つのです。
NYCのベンチャー投資事業に関心を持つ方は、公式ウェブサイトを訪れて詳細をご確認ください。未来の教育を支えるスタートアップに、ぜひ注目してみてください。