三戸高等学校の魅力
2024-12-21 14:16:20

青森県立三戸高等学校のクリエイティ部が描く地域の魅力とは?

地域の個性を魅せる三戸高校の挑戦


青森県立三戸高等学校は、少子化と人口減少の影響を受け、現在は1年生1クラスの体制を取っています。このような状況の中、学校は全国から生徒を募集し、地域の個性を引き出すべく、自ら動き出しました。その中心にあるのが、同校の新設部活動「クリエイティ部」です。この部活動では、地域への情報発信を通じて、地域課題の解決を目指すプロジェクトが進行しています。

クリエイティ部の活動内容


クリエイティ部は、青森県内外からクリエイターを招き、専門的な指導を受けながら活動しています。生徒たちは、三戸町が持つ魅力を伝えるために、様々なポスターやCMの制作に取り組みました。授業では、学生たちが三戸町の特徴を考え、キャッチコピーやデザインを考案するところから始まりました。11チームが編成され、それぞれの視点から町の魅力を発信する方法を模索しました。

撮影は生徒自身が行い、一眼レフカメラを初めて扱う生徒たちも多く、彼らにとっては大きな挑戦でした。それでも、仲間と協力し合いながら、試行錯誤を繰り返し、力作が次々と生まれました。また、ポスターのアイデアを元に、部活動のメンバーがCMを制作。スマホや学校のタブレットを使い、映像編集も手がけ、全員の力で完成度の高い作品に仕上げました。

三戸町の魅力の発信


「祭り」をテーマにしたCMは、南部藩の城下町としての三戸町の伝統を表現しています。この作品は、青森朝日放送主催の「ふるさと自慢わがまちCM大賞」にも応募されることに。その他にも、三戸町の人々の優しさや、魅惑のフルーツ、歴史的な魅力などをコンセプトにした作品が次々と制作されました。

三戸町は美しい自然に囲まれ、豊かなフルーツが育つ地でもあります。さくらんぼやりんご、桃といった多彩なフルーツは、こちらの特徴。生徒たちはこれらの魅力を十分に表現し、地元の良さを再認識しました。特に、三戸城跡の歴史や、南部せんべいにまつわる思い出などは、地元の人々に共感を呼ぶ作品に仕上がっています。

地域と共に成長する高校生活


三戸高校の生徒たちは、小数精鋭の中で個性を伸ばしています。彼らが制作したCMやポスターによって、学校の魅力が高まり、神秘の未開の潜在能力が開花(かいか)していく様子が見受けられます。また、「全国募集」といった新しい試みもあり、生徒数の増加が期待されています。

さらに、2024年には全国高等学校総合文化祭の郷土研究部門で最優秀賞を受賞。こうした成果は、学生たちのモチベーションを高め、地域との連携を強めていくことにつながります。そして、SNSを通じて広がる彼らの活動は、新たな生徒を呼び込む大きな力になることでしょう。

今後の展望


三戸高校のクリエイティ部は、地域の魅力を再発見し、発信し続けることで、学校の活性化へとつなげていく予定です。中学生たちもはじめとする新しい世代へ、この活動が良い影響を与えられるよう、さらに充実したカリキュラムが進んでいくことでしょう。生徒たち自身が地域の未来をつくっていく、その実現に向けて、今後もその目線と意欲を持って活動を続けて欲しいと願っています。


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会社情報

会社名
青森県三戸町
住所
青森県三戸郡三戸町大字在府小路町43
電話番号

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