韓国演劇新作上演
2026-10-13 11:06:34
韓国演劇の新作『家、집』がスズナリに登場!注目のキャストと詳細情報
2026年12月2日から12月9日まで、東京・下北沢のザ・スズナリで新作韓国演劇『家、집』が上演されることが発表されました。本作は現代韓国演劇シリーズの第9作目であると同時に、著名な劇作家キム・ミンジョンの書き下ろしの第4作です。主催は名取事務所で、沖縄のエーシーオー沖縄との共同制作となっています。チケットは現在カンフェティにて販売中で、予約は10月13日から開始されています。
この演劇シリーズは、2018年に始まり、韓国と日本の演劇人の二国間の交流の続くプラットフォームとして位置付けられてきました。特にキム・ミンジョンは、かつては将来が期待される若手作家として評価されていましたが、現在は韓国演劇界においてトップの存在となり、その作品は毎回2年に1本のペースで手掛けられています。彼の作品は、しばしば沖縄を舞台にした歴史的背景を内包し、日本が抱える課題を浮かび上がらせる内容となっています。
本作『家、집』は、沖縄と韓国の歴史を結びつける重要な試みに他なりません。沖縄は米軍基地問題や植民地主義的な歴史、そして多くの韓国人が沖縄戦に動員された過去を抱えています。演劇を通じて、これらの複雑な歴史を考察することで、観客に日本と韓国の関係、さらに地域の現在地を問いかける内容です。この作品は、1945年、1950年、1995年の3つの時代を行き来しながら、過去と現在を織り交ぜたストーリー展開が特徴です。
物語は1995年、主人公のミヤギが「ハルコ」という女性に再会するために沖縄へ向かうところから始まります。「ハルコ」とは、彼が沖縄戦中に救った生存者の一人であり、その存在はミヤギにとって特別な意味を持ちます。物語の中で、ミヤギは渡嘉敷島に足を運び、久しぶりの再会を果たしますが、そこで待ち受けるのは複雑な人間関係と歴史の影です。
公演の詳細についても触れておきましょう。出演者には、演劇集団 円から山口眞司、文学座から鬼頭典子や城間やよい、萩原亮介、劇団俳優座の山田定世、名取事務所の今井優香里、宮城はるのが名を連ねています。また、スタッフには作品の翻訳・ドラマトゥルクを担当する石川樹里、演出を手掛ける藤井ごうも参加しています。
公演のスケジュールは非常に多彩で、12月2日から9日までの間に、計7回の公演が予定されています。各回の詳細な時刻や、バックステージツアー、アフタートーク、視覚障がい者向けの説明会なども用意されています。チケット価格は一般前売が5,000円で、各種割引が用意されているため、幅広い観客層にアプローチできる内容になっています。
興味深い事は、公演が沖縄から東京にかけて繰り返し行われることで、観客は地域の歴史や文化により深い理解を持つことができるという点です。特に沖縄においては、国際的な視点から接することができ、演劇を通じた新たな対話の場が創出されることでしょう。今後の公演にも注目が集まります。
会社情報
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カンフェティ(ロングランプランニング株式会社)
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