クローダジャパン、滋賀に新ユニットを開設
クローダジャパン株式会社は、創立60周年を迎えた2026年に、滋賀県東近江市に「Super Refined™(スーパーリファインド)」技術に対応した新たな製造ユニットの開設を発表しました。この新ユニットの開所式が1月27日に行われ、クローダの経営陣や滋賀事業所のスタッフが集まってお披露目が行われました。
開所式の様子
新ユニットの開所式では、Life Sciences PresidentのDr. Thomas RiermeierとSenior Managing DirectorのMurali Duvvuriが日本を訪問し、開所式に参加しました。Dr. Riermeierは冒頭挨拶で「滋賀事業所はクローダのライフサイエンス事業の重要な拠点。新ユニットが稼働することで、Super Refined™技術を駆使した少量多品種生産がさらに強化される」と述べました。
Murali Duvvuriは、品質要求が高まる中で「柔軟かつ迅速な供給が不可欠」ともコメントし、新ユニットがグローバルな供給体制を補完する重要な存在であることを強調しました。クローダジャパンの代表取締役社長、リュー・ヨンチュアンは「この新設備によって生産のスピードと柔軟性が向上し、国内外、特にアジア市場への価値提供を拡大する」と語り、新ユニット立ち上げの意義を締めくくりました。
新ユニット設立の背景
今回の新ユニットは、少量多品種のニーズの増加に対応するために設計されました。クローダ独自のSuper Refined™技術を利用した高純度な精製プロセスに特化したこの設備は、滋賀事業所の既存のSuper Refined™製造プラントとの連携により、迅速かつ柔軟な供給体制を確立することを目指しています。
この新ユニットは特注品や小規模試作のニーズにも対応可能であり、アメリカやイギリスを含むグローバル拠点間での製造移管を円滑に行うことができます。また、供給リスクの分散を実現し、BCP(事業継続計画)の強化にも寄与します。
Super Refined™ 技術について
Super Refined™技術は、原料中の微量な不純物や副生成物を高度に除去するクローダ独自の精製技術です。このプロセスは多段階の精製と分析を通じて、非常に高い純度と一貫した品質を保証し、低い不純物プロファイルを実現しています。滋賀事業所では、この技術を安定的に提供し、研究開発から商業生産にかけた一貫したサポート体制を築いています。
小規模製造ユニットの特徴
新しい小規模製造ユニットには次のような特長があります:
- - Super Refined™技術を用いた高精度な精製プロセス
- - 少量ロット・多品種対応に特化した柔軟な生産設備
- - 将来的に顧客特注品の製造にも対応可能な構造
- - グローバル3拠点間での製造移管が容易
- - 輸送リスクの分散やBCPの強化に貢献
顧客にとってのメリット
この新ユニットの稼働によって、顧客は次のようなメリットを得られます:
- - 開発スピードの向上と柔軟な試作の対応
- - 定調達性向上によるBCPの強化
- - 小ロットや高付加価値材料の安定供給
- - グローバル供給網を活用した最適なサプライチェーンの利用
滋賀事業所の概要
滋賀事業所は1974年から日本における製造および研究開発の拠点として機能しており、天然由来の油脂やエステル、ワックス類を中心にSuper Refined™技術を活用した高品質な原料を提供しています。ISO9001など国際認証も取得しており、最近では「クロピュアシリーズ」と呼ばれる植物油などの製品拡充を進めています。
会社情報
- - 本社所在地:東京都新宿区西新宿3丁目7番1号 新宿パークタワー11階
- - お問い合せ:03-6258-1912
- - ウェブサイト:クローダジャパン公式サイト