ベストサイン・ジャパンの新たな一歩
東京都に拠点を置くベストサイン・ジャパン株式会社は、2025年6月より、一般社団法人AIリーガルテック協会(以下AILTA)に正会員として加盟したことを発表しました。これにより、東アジア地域におけるクロスボーダー契約およびデジタル法務の更なる高度化を目指し、AIと電子契約が融合した安全かつ効率的な契約管理の実現に寄与することを宣言しています。
電子契約の新たな課題
近年、米中関係の緊張によって、特に中国市場においては電子契約のインフラが分断され、米国系の電子署名サービスがサービス提供を停止する事例が発生しています。このように、グローバルなビジネスを展開する企業にとって、電子契約に関する地政学的リスクが顕在化しています。日本企業においても、中国市場に子会社やパートナー企業を持つ場合には、法的に有効な契約手段を維持することが新たな課題となっています。
BestSignの重要性
ベストサインは、中国政府から正式に認定された電子契約プラットフォームであり、国内での法的有効性とコンプライアンスを完全に満たすことができます。これにより、日本の本社からでも、中国の現地法人や取引先と合法的に電子契約を締結することが可能です。また、地政学的リスクに左右されない業務運営の選択肢として、日本企業の事業継続性(BCP)の強化に注力しています。
今後の取り組みと展望
ベストサイン・ジャパンは、AILTAとの連携を強化し以下のような取り組みを計画しています。
- - 法的トレンドの情報発信: 中国と日本における電子契約の法的動向をしっかりと把握し、その情報を発信します。
- - 契約プロセスの再設計支援: 地政学的リスクを考慮した契約プロセスの新たな設計を支援し、企業のリスクを軽減します。
- - AI活用の促進:契約レビューや管理の自動化を目指し、AI技術を活用した支援を行います。
このように、ベストサイン・ジャパンは東アジアにおける信頼性の高い契約インフラ構築と企業のリスクマネジメントを支援する役割を担っています。これにより、地域のビジネス環境の整備に貢献し、企業の競争力向上に寄与することを目指します。
企業情報
- - 会社名: ベストサイン・ジャパン株式会社
- - 所在地: 〒100-6213 東京都千代田区丸の内1-11-1 パシフィックセンチュリープレイスセンター丸の内13
- - 代表者: Joy Wan
- - 事業内容: 電子契約サービス「BestSign」の提供、契約業務のDX支援
- - URL: BestSign公式サイト
本件に関するお問い合わせ先は、ベストサイン・ジャパンの広報担当までご連絡ください。Email:
[email protected]