AI株価予測サービス
2017-04-17 13:27:11
TDSEとフィスコの共同開発AIエンジンによる株価予測サービスの詳細
TDSE(テクノスデータサイエンス・エンジニアリング)とフィスコの共同プロジェクトが生み出した「Scorobo@ for Fintech」は、人工知能を活用して個人投資家向けの株価予測レポートを提供しています。このレポートは、上場銘柄の財務情報、株価データ、経済指標を分析したもので、フィスコのアナリストが注目するテーマに基づいて20以上のトピックと1,000を超える銘柄を対象としています。レポートはAIによって選定された銘柄にアナリストの知見を加え、実際に投資家にとって役立つ情報を届けています。
AI特選銘柄レポートの特徴
このサービスの主な特徴は、AIが持つ分析能力を用いた際の「分析量」と「分析の質」です。人間のアナリストが手動で行う際には限界がありますが、AIを導入することで、分析作業にかかる時間を30%から50%削減することが可能になりました。これにより、アナリストは時間を節約し、より深い分析に力を注げるようになります。
具体的な分析として、Scorobo@ for Fintechは計算基準日から1週、2週、4週後の株価を予測することができます。AIが日々の値動きを学習しながら精度を高めていくため、より将来の株価動向を見極める感度が高まります。これはアナリストたちからも高く評価されており、選定された銘柄のパフォーマンスが良好であることが実証されています。
過去のパフォーマンス
実際に提供したレポートの中で、例えば1月16日にリリースされたデータセクション<3905>や、ブレインパッド<3655>、イー・ガーディアン<6050>などは、20%以上の上昇を見せました。同時期のTOPIXの上昇率が約3%であったことから、これらの銘柄の好成績は特筆すべきものです。また、2月3日公開のブロードバンドタワー<3776>も順調な株価上昇を見せており、20%を超える上昇率を記録しています。
新たなサービス展開
さらに、フィスコはクラブフィスコの会員向けに、単発でのレポート販売を行っていましたが、2023年4月から年間契約や半年契約のパッケージ販売もスタートしました。これにより、個人投資家向けのメニューが一層充実しました。新聞社や金融情報媒体とのタイアップも積極的に進めています。
今後の展望
公共性の高いFinTechエコシステムの構築を目指し、両社はさらなる強化を図っています。具体的には、経済市況を予測するAIの導入や企業診断AIの展開など、複数の銀行や証券会社と導入に向けた協議も進行中です。また、ロボアドバイザーAIを活用し、投資信託やETFのポートフォリオ構築サポートも視野に入れています。
これからの市場において、AIと人間が手を取り合い成長するスパイラル構想が実現することを期待して、TDSEとフィスコは新たなサービスを通じて次のステージへと進んでいきます。
会社情報
- 会社名
-
TDSE株式会社
- 住所
- 東京都新宿区西新宿3-20-2東京オペラシティタワー27F
- 電話番号
-
03-6383-3261