九州福岡が誇るサスティナブルフレグランスブランド『9KOS(ナインコース)』が、八女市の特産品である茶葉を活用した新商品を発表しました。2025年4月30日からの販売を予定しており、地域の魅力を発信しつつ、環境にも配慮したフレグランスアイテムとなっています。
商品開発の背景
本プロジェクトは、八女市茶のくに親善大使である太田江莉奈さんと協力し、「八女市が誇る日本茶の品質をフレグランスに活かしたい」という想いからスタートしました。福岡県八女市は茶の名産地として知られる地域で、曲がりくねった筑後川と矢部川の清流に囲まれた肥沃な土地で育まれた健康的な茶葉が魅力です。この商品を開発するにあたり、八女市や地元の茶業者と密に連携し、高品質の製品を目指してきました。
フレグランスの特徴
『Yame Green Tea』と名付けられた昼と夜の2つの香りが特徴。昼の香り「Day Fragrance: Yame Green Tea」は、廃棄される運命にあった茶葉と八女産のレモンを使用して、八女の自然を感じられる甘く温かみのあるグリーンティーの香りを表現しています。
夜の香り「Night Fragrance: Starry Yame」は、満点の星空が広がる八女市星野村からのインスピレーションを受け、緑茶のベースにムスクやミュゲを加えることで、夜の情景をイメージしたフレグランスに仕上げています。これらの香りは、八女の自然や文化を存分に反映したものです。
プロモーションとイベント
新商品の販売を記念して、記者発表会が開催されました。このイベントでは、太田江莉奈さんが商品の開発ストーリーについて語り、今後の展望についても触れました。また、帰属意識を高める一環として、「SAUNA FES YAME」というイベントも開催予定です。このサウナイベントでは、実際にフレグランスを使用した体験ができる他、ワークショップやマルシェも行われる予定です。
サステナブルな取り組み
『9KOS』は、九州各地の素材を活用し、地域の活性化を目指すフレグランスを展開しています。サスティナブルを大切にし、自然環境を考慮した製品作りを実践。使用される原料はすべて環境に優しい方法で調達されています。製品の製作は全て職人の手で行われ、細部へのこだわりが光ります。
地域の魅力を発信
今後も九州各地域の魅力を届けるフレグランスアイテムを開発することで、日本文化や地元の魅力を発信し続ける姿勢を貫く『9KOS』。八女市の新しい魅力の発見とともに、地域への還元も期待されています。これにより、九州・福岡が誇る自然環境と文化の素晴らしさを香りで感じられる製品が、より多くの人々に届くことを願っています。地方の魅力を再発見し、共有することが、地域振興へとつながっていくでしょう。