環境意識を育む新たな教育コンテンツの誕生
八千代エンジニヤリング株式会社は、一般社団法人海と日本プロジェクト in 愛知県、佐鳴予備校との共同で、小学校高学年を対象にした「海洋ごみ削減」に関する啓発動画を制作しました。このプロジェクトは、日本財団の「海と日本プロジェクト CHANGE FOR THE BLUE」の一環として、地域社会への海洋ごみ問題への理解を深めることを目的としています。
教育コンテンツの特徴
この新しい教育コンテンツは、海洋ごみ問題について子どもたちが理解し、対策を考える手助けをするために設計されています。理科、社会、算数、総合学習といった教科に関連付けられ、各科目ごとに異なるテーマに基づいた動画が用意されています。
1.
理科: 海と私たちのつながりに焦点を当て、海の生態系について考える内容(
動画リンク)
2.
社会: 海洋ごみの発生源を探る内容(
動画リンク)
3.
算数: 海のごみの現状について考える内容(
動画リンク)
4.
総合: 海のごみ問題全般(
動画リンク)
このように、各教科を跨いで幅広い視点から海洋ごみ問題に取り組むことができるカリキュラムが構成されています。少しでも多くの子どもたちに海洋問題への関心を持ってもらうため、これらのコンテンツはYouTubeや教育機関のウェブサイトを通じて広く公開されています。
共同制作の背景と成果
このプロジェクトは、八千代エンジニヤリングが2022年に海と日本プロジェクトと共同で制作した教育動画から出発しました。そこで得た経験を生かし、小学生の授業で活用できるようにコンテンツをさらに発展させた結果、今回の啓発動画が誕生しました。
これにより、海洋ごみ問題が教育現場で真剣に扱われ、小学生が自身で解決策を考える機会を提供できるようになっています。また、教材の制作には、佐鳴予備校の豊富な指導経験が活用され、教育現場で実用的な内容に仕上がりました。
環境への影響
海洋ごみ問題は、深刻な自然環境や生態系への影響をもたらすだけでなく、地域社会や経済にまで悪影響を及ぼすグローバルな課題です。本プロジェクトを通じて、次世代となる子どもたちが海洋環境へ興味を持ち、保護活動に参加するきっかけになることが期待されています。特に、テレビ愛知のエコキャンペーンマスコット「メリ夫」といったキャラクターを取り入れることで、親しみやすさを感じてもらえたのではないでしょうか。
今後の展望
今後も八千代エンジニヤリングおよび提携機関は、地域社会における環境意識を向上させ、持続可能な社会の実現に向けた活動を進めていく方針です。子どもたちが学校での学びを通じて、環境保護への直接的な関与や問題意識の育成を促進できるよう、さらなる啓発活動を行っていくことを目指しています。
会社概要
一般社団法人海と日本プロジェクト in 愛知県
設立: 2022年10月
住所: 愛知県名古屋市中区大須2-4-8
URL: 海と日本プロジェクト
株式会社さなる
設立: 1965年4月
住所: 東京都新宿区西新宿3-2-8
URL:
佐鳴予備校
この教育コンテンツを活用し、子どもたちが未来のために環境問題を真剣に考えるきっかけを与えることが出来れば、海洋保護の意識向上につながることでしょう。