吉田羊が主演する「ハムレットQ1」CS衛星劇場で初放送!
2024年5月から6月にかけて渋谷PARCO劇場で上演される舞台、PARCO PRODUCE 2024「ハムレットQ1」が、9月22日(日)午後7時よりCS衛星劇場にてテレビ初放送されることが決定しました。シェイクスピアによる名作「ハムレット」をもとにしたこの作品は、登場人物たちの複雑な感情を精緻に描いています。
ストーリーの背景
物語はデンマークの王が急死し、その弟クローディアスが王位をつかむところから始まります。息を呑むような展開が待つ中、主人公のハムレット(吉田羊)は、父の亡霊とコンタクトを取り、父が毒殺されたことを知る。茫然自失の中、彼は復讐の道を選び、狂気を装って陰謀に対峙する決意をします。
豪華キャストと新たな目線
主人公ハムレットを務めるのは、映像作品での活躍も目覚ましい吉田羊です。彼女は、シェイクスピア劇におけるこの重要な役に挑戦し、深い心理描写を見せます。また、飯豊まりえや牧島輝、吉田栄作など、豪華キャストが名を連ね、舞台のクオリティを一層引き上げます。特に、吉田は森新太郎演出の「ジュリアス・シーザー」(2021年)で高く評価された実績を持ち、その再タッグに期待が寄せられています。
シェイクスピアの新訳と演出
「ハムレットQ1」は、シェイクスピア作品の中でも最も有名なものでありながら、Q1版という独自の形で再解釈されます。この版は、現行のF1版に比べて約半分の長さに凝縮されており、スピーディな展開で観る者を引き込みます。翻訳を手がける松岡和子は、シェイクスピア全作品の翻訳を達成した実力派であり、彼女による新しい言葉のエネルギーが舞台を生き生きとさせます。
演出は、従来の舞台とは一線を画す手法で知られる森新太郎によるもので、彼は2021年の「ジュリアス・シーザー」においても、ヒューマンドラマと歴史劇を巧みに融合させて評判を呼びました。
まとめ
「ハムレットQ1」は、名作シェイクスピアを新たな視点でリニューアルした舞台で、王子ハムレットを始めとするキャラクターたちの葛藤が感動的に描かれます。この伝説的な物語がどのように再構築されるのか、視聴者はもちろん、観劇予定の方々にも必見の内容となっています。さらに、同夜には森新太郎演出の「ジュリアス・シーザー」も放送され、観劇の楽しみが倍増します。
放送は9月22日午後7時からの予定ですので、皆さまもぜひご覧ください。さらなる深い感動が待っています。