新システム導入で安全強化
2024-09-03 18:27:19

東洋建設が労働災害防止の新システムを導入し安全管理を強化

東洋建設、労働災害防止の新たな取り組み



2024年9月3日、東洋建設株式会社は労働災害事例を効率的に検索できる新しいシステム「K-SAFE 東洋 RAG適用 Version」を導入しました。このシステムは、株式会社UNAIITが開発した「K-SAFE TM」に、東洋建設が独自に機能を加えたもので、全職員が使用する業務用iPhone Proからリアルタイムでアクセス可能です。

システム導入の背景


今回のシステム導入の背景には、労働災害データの分析を行う「K-SAFE TM」が持つ利点を最大限に活かせるようにしたいという思いがあります。特に、厚生労働省の労働災害データを活用し、同時に東洋建設が制定した「災害防止基準」や社内の事例と合わせて参照する必要があったのです。しかし、これまで情報を求める際には社内ポータルサイトを別途調べなければならず、特に文字情報のみの検索は労力がかかり、社内での共有が難しいという課題がありました。現場の方からは、前例に関する情報も求められており、さらなる改善が必要とされていました。

新システムの特長


新たに導入された「K-SAFE 東洋 RAG適用 Version」では、次の特徴があります:

1. 広範な情報参照が可能
社内の過去事例から、厚生労働省や日建連、国交省が提供する労働災害データまで、幅広いデータが検索可能です。

2. 独自データを活用
「東洋建設災害防止基準」に基づいた安全ルールや実際の成功・失敗事例が容易に検索でき、情報の一元管理を実現しました。

3. ChatGPT機能の搭載
「災害事例ChatGPT」機能が搭載されており、厚生労働省のデータを基にしたイラスト付きの解答が得られます。これにより、労働災害に対する理解が深まります。

4. RAG機能の適用
社内のデータを基にした「東洋安全ChatGPT」が、基準データをもとにイラスト付きで回答。過去の基準や例を参照して、具体的な指針を示します。

5. 視覚的な資料の提供
過去の労働災害に関する状況図が画像として表示されるため、朝礼や会議での説明が視覚的に行え、情報の齟齬を避けることができます。

今後の取り組み


東洋建設では、今回導入した「K-SAFE 東洋 RAG適用 Version」を社内で積極的に活用し、より一層の安全衛生管理の強化を目指しています。若年層のスキルアップや業務負担の軽減にもつながるこの取り組みが、労働環境の改善に寄与することを期待しています。今後も新しい技術を取り入れつつ、正確かつ迅速な情報共有を図ることで、安全な職場環境の実現に努めてまいります。


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会社情報

会社名
東洋建設株式会社
住所
東京都千代田区神田神保町1-105神保町三井ビルディング
電話番号
03-6361-5450

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