学童歯みがき大会
2014-06-05 10:47:49

全国66,100名参加の「第71回学童歯みがき大会」が大盛況

第71回学童歯みがき大会の開催



2023年6月4日、日本全国からそして海外8か国から66,100名の小学生が参加した「第71回学童歯みがき大会」が開催されました。主催はライオン、ライオン歯科衛生研究所、日本学校歯科医会、東京都学校保健会で、文部科学省の後援も受けています。会場は東京都千代田区の歯科医師会館で、インターネットを通じてライブ中継が行われました。この取り組みは、参加した小学生たちに歯と口の健康について学ぶ機会を提供することを目的としています。

参加学校と国の多様性



今年の大会には、日本国内の1,146校をはじめ、初参加となる台湾を含むタイ、ベトナム、中国、香港、韓国、フィリピン、シンガポールの16校を含む合計1,162校が参加しました。これにより、国内外の小学生が一堂に会し、共通のテーマである健康教育について意見を交換する場が提供されました。

健康な歯と口を学ぶプログラム



大会の主なプログラムでは、「歯と口の健康教室」が行われました。明海大学の安井利一学長の監修のもと、「みるぞ!みがくぞ!つくるぞ元気!」というテーマが設定され、参加者は楽しく学ぶことができました。この教室では、歯ぐきの役割やその重要性について深く理解できるようさまざまな工夫が施されていました。また、健康生活チェックや歯ぐきに関するクイズを通じて、自分の健康を確認しながら学べる内容となっています。

特に「歯のみがき方ステップアップ講座」では、歯垢を残さないためのポイントに関する実践的な指導が行われ、デンタルフロスの使い方を含めた講座がありました。児童たちは歯みがきの正しい方法を学びながら、自分の健康を守る意識を高めることができました。

健康行動の重要性



大会を振り返り、ライオン歯科衛生研究所の口腔保健部部長である稲葉卓氏は、今回の大会の意義について述べています。彼は、日常生活で気にしにくい「歯ぐき」に焦点を当て、児童たちにその健康維持のための正しい歯みがき方法や、歯ぐきの観察の重要性を伝えたことを強調しました。健康な歯と歯ぐきを保つためには、小学生自身が学び、実践することが求められています。稲葉氏は、今後もこの大会を通じて児童たちが健康的な生活を送る手助けができるよう期待しています。

国際化と地域の健康教育



「第71回学童歯みがき大会」は、インターネットを介して全国の小学校とアジアの学校を結ぶ重要なイベントです。回を重ねるごとに参加校が増え、学校での健康教育行事として確立されつつあります。この大会は、口腔衛生教育という普遍的なテーマを持ち、国際的なメッセージを発信する場となっています。現在の国際化社会において、歯と口の健康に関する知識を共有することは非常に重要な取り組みであり、参加者にとって貴重な学びの場となるでしょう。

会社情報

会社名
ライオン株式会社
住所
東京都墨田区本所1-3-7
電話番号
03-3621-6211

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