夫のお小遣い事情
2013-06-26 17:00:46

日本の夫のお小遣い事情を大調査!平均額や年代別傾向を徹底分析

日本の夫のお小遣い事情を大調査!



2013年、日本の既婚男性のお小遣い事情を調査した結果が発表されました。調査は、ソフトブレーン・フィールド株式会社が実施し、全国の20代~60代の既婚女性847名を対象としたインターネット調査です。

平均額は35,947円!年代別で大きな差



調査によると、夫のお小遣い平均額は35,947円でした。これは2012年の調査結果とほぼ横ばいですが、年代別に見ると大きな違いがあります。最も多いのは「30,001円~50,000円」の層で、全体の約3割を占めました。一方、「3万円以内」の割合は、20代で8割を超えるのに対し、50代以上では4割程度にまで減少。年齢が上がるにつれて高額なお小遣いを受け取る夫が増える傾向が見られました。

特に30代は、お小遣いが増えたと回答した割合が最も高く約11%に上りました。その背景には、役職昇進や組織の中核を担う立場になったことによる収入増加などが考えられます。

一方、お小遣いが減ったと回答した割合は、20代と40代でそれぞれ12.5%、11.1%と高くなっています。

昼食代込み?別?平均額に大きな差



昼食代込みのお小遣いとするか否かでも、平均額は大きく異なります。昼食代込みのお小遣いの平均は45,555円であるのに対し、昼食代別では28,315円と約17,000円の差がありました。このことから、昼食代込みかどうかで、お小遣い額の感覚が大きく変わる可能性が示唆されます。

妻のコメントから見える夫婦間のリアル



調査では、妻のコメントも収集されました。家計の状況によって、お小遣いを減らす必要が生じている家庭や、お小遣いの範囲を超えた支出が問題になっている家庭など、様々な家庭の事情が垣間見えます。これらのコメントからは、夫婦間のコミュニケーションや、お金に関する価値観の違いが浮き彫りになっています。

例えば、「家計が苦しいので、夫にお小遣いを渡すとき『少なくてすみませ~ん』と頭を下げて金額も少し下げています。」というコメントからは、家計の厳しさと、それを円満に解決しようとする妻の努力が感じられます。また、「お小遣いで買うはずのたばこや書籍が、一緒に買物した際に買物カゴに入っていて、新たな支出になっています。」というコメントからは、お小遣いの使い道に対する認識の違いが見て取れます。

年収との関連性



2013年の夫の年収に関しては、「増えそう」と回答した割合は15.9%、「減りそう」と回答した割合は24.0%でした。年代別では、20代は「増えそう」と回答する割合が高かった一方、30代以降は「減りそう」と回答する割合が高くなっています。これは、企業の業績や個人のキャリアパスに影響されていると考えられます。

まとめ



本調査から、夫のお小遣い平均額は35,947円、年代や昼食代込み・別で大きな差があることが分かりました。また、妻のコメントからは、夫婦間のお金に関するコミュニケーションの重要性が改めて浮き彫りになりました。今後、経済状況の変化やライフスタイルの変化によって、夫のお小遣い事情も変化していくと考えられます。

会社情報

会社名
ソフトブレーン・フィールド株式会社
住所
東京都港区赤坂3-5-2サンヨー赤坂ビル5F
電話番号
03-6328-3630

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