ラックの新サービス
2024-08-06 13:59:52
株式会社ラックが提供するメインフレームモダナイゼーションサービスの全貌
株式会社ラックの新サービス
株式会社ラックは、2024年8月6日より、メインフレームのモダン化を実現する「MAJALISモダナイゼーションサービス」を開始することを発表しました。このサービスは、ラックのマイグレーションツール「MAJALIS」を活用して、多くのメインフレームにおける古いシステムを効率良く現代化します。
MAJALISモダナイゼーションサービスの特徴
このサービスは、COBOLで開発されたアプリケーションをJavaに変換することで、システムの移行を支援します。また、移行時に発生する可能性のあるセキュリティのリスクを低減することにも特化しており、長年の経験を持つラックの専門知識を活用しています。具体的には、データの分析や変換、出力結果の検証を自動で行うことにより、コストと時間を最小限に抑えた移行を実現します。
提供する利点について
ラックは、MAJALISモダナイゼーションサービスによって、主要なメインフレーム製品や言語に広く対応できる点が強みです。例えば、COBOLに加えて、PL/I、EASY、アセンブラ、RPGなど、さまざまなプログラミング言語のシステム改修に対応します。また、脆弱性の考慮から、セキュリティ設計やコーディングにおいても強固な対策を講じることで、情報漏洩やデータの滅失を防ぎます。
消えゆくレガシーシステム
経済産業省が警告している「2025年の崖」は、基幹システムの老朽化がもたらす危機を示しています。レガシーシステムの運用コストは増大し、専門技術を持つエンジニアの高齢化や人材不足が影響を及ぼします。これにより、企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する上での障壁となりつつあります。
特に、かつては安全とされていたメインフレームについても、近年ではセキュリティの脅威が増している他、隣接するOA環境へのマルウェア感染のリスクも懸念されます。大量のデータを運用するメインフレームに対する攻撃が成功すれば、企業にとっては甚大な損害が生じる可能性もあります。こうした背景から、今まさにメインフレームの現代化が求められています。
アクセンチュア株式会社からの支持
この取り組みについて、アクセンチュア株式会社は高く評価しています。特に、レガシーシステムを現代的なシステムと統合させるツールとして、MAJALISモダナイゼーションサービスの重要性を指摘しています。サイバーセキュリティの分野で高い技術力を誇るラックが提供するこのサービスには、今後も期待が寄せられています。
未来を見据えた取り組み
株式会社ラックは、メインフレームのモダン化を通じて、顧客のレガシーシステムの脱却を支援し、デジタルトランスフォーメーション(DX)を後押しすることを目指しています。これによって、企業のビジネス成長を促進する一助になりたいと考えています。ラックは常に最新技術を取り入れ、サイバーセキュリティ対策の最前線を行っている企業であり続けています。
会社情報
株式会社ラックは、サイバーセキュリティとシステムインテグレーションに強みを持ち、日本社会の基盤を支える重要な企業です。創業以来、金融系や製造業などの重要なシステムの開発・運用に尽力しており、AIやクラウド技術、テレワークなど現代のニーズに応えるITサービスも展開しています。これからのさらなる発展に期待が寄せられます。
会社情報
- 会社名
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株式会社ラック
- 住所
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