彩の国さいたま芸術劇場 30周年記念企画
2024年12月、彩の国さいたま芸術劇場にてワイマール・シェイクスピアの傑作喜劇『夏の夜の夢』が上演されることが決定しました。この演目は、演出・上演台本を吉田鋼太郎が手掛け、開館30周年を祝う特別な舞台として位置付けられています。
豪華キャストと演出陣
吉田鋼太郎は、日本を代表するシェイクスピア俳優であり、その確かな演出力で多くの観客を魅了しています。今回も『ハムレット』で見せたような、シェイクスピアの言葉の力を活かした、感動的で迫力ある舞台が期待されます。
出演者には、鍛治直人(妖精の王オーベロン/公爵シーシュース)、太田緑ロランス(妖精の女王タイテーニア/アマゾンの女王ヒポリタ)など、魅力的な面々が揃いました。特に窪塚俊介(ディミートリアス役)、美山加恋(ハーミア役)、深澤嵐(ライサンダー役)、竹内カンナ(ヘレナ役)が演じる4人の若者たちは、恋の魔法に翻弄される役どころで、そのパフォーマンスが大いに期待されています。
若い観客への特別な配慮
彩の国さいたま芸術劇場は、開館30周年を記念し、高校生や18歳以下の若い観客を対象にした特別企画を導入しています。この公演では、18歳以下の子どもを無料招待し、同伴の保護者は半額で入場可能というアイデアは、未来の観客を増やすための重要な施策です。より広い世代にシェイクスピアの魅力を伝えることを目的としています。
美しい言葉と駆け引き
『夏の夜の夢』は、シェイクスピアの初期の喜劇の中でも特に人気のある作品で、恋の妖精による不思議な出来事が展開します。公爵の婚礼を控えたアテネで、若者たちの恋愛模様が森の中で錯綜する様子は、観客を惹きつける要素満載です。特に、登場人物たちの絡み合った人間関係や、思わぬ展開が観る者を楽しませます。
今後の予定
公演は2024年12月10日から16日にかけて全9回行われ、場所は彩の国さいたま芸術劇場の大ホールです。チケットは全席指定。
- - 公演日程: 2024年12月10日(火)~16日(月)
- - 会場: 彩の国さいたま芸術劇場 大ホール(さいたま市中央区上峰)
- - 料金: S席7,000円 / A席5,000円 / B席3,000円
この特別な機会をお見逃しなく、シェイクスピアの魔法の世界を皆さんと共に楽しみたいと感じます。観劇を通じて、生命力溢れる若いエネルギーを体感してください。
お問い合わせ
公演に関する詳細やチケットに関しては、公式サイトでの確認をお勧めします。若いあなたにとっても、シェイクスピアとの素敵な出会いの場になることを保証します。