親子の自然体験傾向
2024-08-08 14:04:40

都市圏と地方圏の子育て世代に見る自然体験の違い

ヤマップの調査: 子育て世代の自然観



株式会社ヤマップ(本社:福岡市、代表取締役CEO:春山慶彦)は、都市圏と地方圏に住む子育て世代を対象に「子育て世代の自然観『都市・地方在住者』比較調査」を実施しました。この調査では、小学生の親を対象に、現代の子どもたちと自然との関わりについて探りました。

調査結果の主要なポイント



1. 現代の小学生の忙しさ: 調査参加者の71.5%は、今の小学生が自身の子どもだった頃よりも忙しいと感じています。特に、スマートフォンやタブレットで遊ぶ機会が週に4~5日以上という家庭が6割にのぼることも明らかになりました。

2. 身体を動かす習い事への積極姿勢: 都市圏に住む子育て世代の約8割が、子どもに身体を動かす習い事や部活動を行わせていることが分かりました。一方、地方圏では約52%がそれに当てはまります。この逆転現象は、都市部がより外で遊ぶことに意欲的であることを示しています。

3. 自然とのふれあいの頻度: 身近な自然との触れ合いについては、2人に1人(57%)が「週に1日以上」と回答し、海や山などの大自然については「3ヶ月に1日以上」が50%に達しました。これにより、自宅近くでの自然とのかかわりの重要性が浮き彫りになりました。

4. 幼少期の経験の影響: 親自身が幼少期に自然を感じる機会が多かった場合、子どもを大自然に連れて行きたいという意識が強いことが分かりました。66.5%の親が自分の子ども時代に自然を体験していたと答え、57.9%が子どもを大自然に連れて行くことを実践しています。

5. 親子の絆と自然: 調査によれば、都市圏の子育て世代は自然体験が不足していると強く感じ(77%)、これを親子の絆を深めるための貴重な機会と認識していることが明らかになりました。また、都市圏の親は「自宅の近くに自然が少ない」と感じている割合が53.8%に達し、どこに行くべきか分からないという声も多く寄せられました。

調査概要


この調査は2024年6月17日から18日にかけて、都市圏と地方圏に住む小学生の親200名を対象にインターネット調査を実施しました。回答者は都道府県人口500万人以上の都市に住む親100名、地方居住者100名です。

「YAMAP KIDS CAMP」の開校


ヤマップは8月に、長崎県・雲仙温泉で「YAMAP KIDS CAMP」を開催します。小学4年生から中学生を対象に、自然体験プログラムを提供し、アウトドアの魅力を伝える機会を作ります。公教育のみならず、家庭での自然体験の場づくりも意義深い動きと言えるでしょう。


株式会社ヤマップは、登山やアウトドア向けのサービスを展開しており、自然体験の機会確保に努めています。今後の動きにも注目です。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

会社情報

会社名
株式会社ヤマップ
住所
福岡市博多区博多駅前3-23-20 博多AGビル6F
電話番号
092-710-5511

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。