全国の小学生が南極とのオンライン授業に参加
朝日学生新聞社は、国立極地研究所と共に「昭和基地とつながる!南極との中継によるオンライン出張授業」を2023年6月25に実施しました。この授業は、全国から249校の小学校およそ1万6237人の生徒が申し込みをし、南極の実情を直接学ぼうというものでした。子どもたちは67次南極地域観測隊の越冬隊員からの解説を聴きながら、南極の自然や観測隊の仕事について新しい知識を得る機会がありました。
授業は東京のスタジオから生中継で行われ、司会を務めたのは朝日新聞の中山由美記者と、国立極地研究所の伊村智副所長。この二人が進行役となり、昭和基地にいる越冬隊員がカメラを通じて様々な設備や施設の紹介を行いました。観測隊員は、南極で生活するために必要な調理や設備の維持管理といった日常業務に加え、観測や研究を行う仕事も兼ねていることを説明し、子どもたちから寄せられた質問に答えました。
子どもたちの反応は非常に良く、授業後のアンケートでは多くの教師から「子どもたちは実際に昭和基地とつながる体験に驚き、強い関心を示した」との声が寄せられました。他にも、「将来、南極で働いてみたい」といった夢を持つ児童も現れ、授業がキャリア教育としても意義があったとの感想もありました。子どもたちにとって、南極という遠い国が身近な存在になり、学ぶ楽しさを感じてもらえるきっかけとなったのです。
今回の授業の様子はアーカイブからも視聴できるため、「もっと南極のことを知りたい!」という興味を持った子どもたちが再度視聴することができます。下記のURLで授業の再放送を楽しむことができるので、ぜひご覧ください。
アーカイブ授業はこちら
国立極地研究所と朝日学生新聞社の役割
国立極地研究所は、南極および北極に関する科学研究を行う大学共同利用機関です。この研究所は、科学的知見を基にした南極地域観測の中心的な役割を持ち、観測計画の策定、観測隊の編成、観測基地の運営を行っています。地球環境や気候変動の研究に関しても、国内外の研究者との連携を通じ、重要な情報を提供し続けています。
一方で、朝日学生新聞社は1967年に創業し、教育事業を展開する新聞会社です。小学生向けの日刊新聞や、中高生対象の週刊新聞の発行に加え、キャリア教育支援プロジェクトとして「おしごとはくぶつかん」を実施し、子どもたちが自ら学ぶ力や問題解決能力を養うお手伝いをしています。「子どもたちの未来を応援します」という理念に基づき、教育的価値のあるニュースやコンテンツを提供することで、子供たちの成長をサポートしているのです。
今後も朝日学生新聞社は、子どもたちに南極観測事業に関する魅力的な情報を発信し続けていく方針です。南極という神秘的な場所からのリアルな情報が、子どもたちの夢や未来になっていくことを願っています。また、これをきっかけに更なる学びへとつながることを期待しています。