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鎌倉投信による新しい投資のカタチ

神奈川県鎌倉市に本社を構える鎌倉投信株式会社は、2020年6月25日より「スマホで本人確認」の機能を導入し、口座開設を簡素化しました。これにより、従来は郵送で行われていた手続きが全てスマートフォン上で完結できるようになり、最短で翌日の取引開始が可能です。特にこれから資産形成を考える初心者にとって、大変利便性の高い環境が整いました。

スマートフォンで簡単に本人確認！

「スマホで本人確認」の実現には、株式会社Liquidの「LIQUID eKYC」が採用されています。この技術は、2018年に施行された犯罪収益移転防止法施行規則の一部改正に対応して開発され、生体認証を用いた高精度の本人確認が可能です。運転免許証やマイナンバーカード、在留カードを持っている方は、スマートフォンでこれらの書類と自分の顔を撮影することで、本人確認手続きが瞬時に完了するのです。

直販投信として初の試み

この取り組みは直販投信としては初めての事例であり、従来の手続きから大幅に進化したことが特徴です。さらに、口座開設時には画像をアップロードする方法や、郵送での申込も引き続き可能で、さまざまなニーズに応えられる柔軟さを備えています。また、証券保護預かりの口座開設や口座管理に手数料はかかりません。

鎌倉投信の企業哲学

2008年設立の鎌倉投信は、「個人投資家の豊かさ」と「社会の持続的発展」の両立を目指しています。運用ファンドはリスクを抑えた安定運用が特徴で、2019年には最優秀ファンド賞を受賞した実績も持ちます。同社は、長寿投信として100年支持されることを目指し、300年社会への貢献、1000年続く社会の形成を目指して活動を続けています。

Liquidの貢献と未来

株式会社Liquidは、生体認証を活用した本人確認の面で革新を進めており、「認証を空気化する」ことを掲げ、誰もが簡単かつ安全にサービスを利用できる社会の実現を目指しています。AI技術による画像認識精度の向上や、直感的な操作性を追求し、顧客の利用体験を向上させています。

5つのメリットと今後の展開

LIQUID eKYCの導入には、アカウント開設のスピードアップ、郵送コストの削減、ペーパーレス化の促進といった多くの利点があります。特に、不正検知システム「LIQUID Shield」によって、企業のセキュリティも大幅に向上しました。これにより、登録した顔情報を利用することで、取引時の顔認証も可能となり、便利さが実現されています。

このような新しい取り組みは、投資の敷居を下げ、より多くの人々が資産形成を始める手助けとなるでしょう。鎌倉投信とLiquidの革新は、今後の投資環境に新たな風を吹き込むに違いありません。

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