ザスパ群馬がHEROs PLEDGEに参画
草津町に拠点を置くJリーグクラブ、ザスパ群馬が、環境問題の解決に向けた新たな取り組みとして「HEROs PLEDGE」に参加しました。このプロジェクトは、スポーツ界全体で使い捨てプラスチックごみを削減することを目的としており、特に海洋汚染や異常気象といった大きな課題に立ち向かうものです。日本財団が企画するこのプロジェクトには、多くのアスリートやスポーツ関係団体も参加しており、昨今のより環境を意識した行動への流れの中で、多くの関心を集めています。
ザスパ群馬の「ザスパエコスタジアムプロジェクト」
ザスパ群馬では、2023年から「ザスパエコスタジアムプロジェクト」を始動し、すでにさまざまな取り組みを実施しています。具体的には、バイオマスプラスチックを使用した容器の導入、使用済みプラスチックの回収・リサイクル活動、そしてエコステーションの設置などを行い、ファンへの啓発活動にも力を入れています。また、地域のパートナー企業や自治体とも協力しながら、カーボンニュートラルや資源循環の推進にも注力しています。これにより、ザスパ群馬は群馬県が創設した「ぐんまプラごみ削減取組店登録制度」の第1号としても認定されており、注目の取り組みとして地域に根付いています。
HEROs PLEDGEへの参加の意義
「HEROs PLEDGE」に参加することで、ザスパ群馬はアスリートや他の団体と共に、情報共有や議論を通じて活動をさらに強化することを目指しています。このプロジェクトは2024年3月28日に始動し、すでに36名のアスリートや18のスポーツ団体が参画しています。ザスパ群馬は19番目のパートナー団体となります。
地域密着で活動するザスパ群馬にとって、地域のサポーターやパートナー企業との関係を深める絶好の機会となることでしょう。環境問題は一人だけでは解決できない大きな課題であり、みんなの意識を高め、行動を促すことが非常に重要です。この「HEROs PLEDGE」を通じて、ザスパ群馬が地域全体ではなく、スポーツ界全体に良い影響を及ぼすことを期待しています。
ザスパ群馬社長代行のコメント
ザスパ群馬の社長代行兼GMである細貝萌氏は、「私たちは群馬県全域をホームタウンとして活動し、地域社会と一体となったクラブづくりを目指しています。食品ロスやプラスチックごみゼロの実現へ向け、地域と協力して取り組んでいます。私たちが「プラごみゼロ」運動を率先して行うことで、地域全体の意識を変えていきたい」と語っています。
HEROs PLEDGEプロジェクト概要
「HEROs PLEDGE」は、環境問題に対する意識を高め、具体的な行動へとつなげるためのスポーツ界全体での取り組みです。2027年度末までには、主要スポーツの興行において使い捨てプラスチックごみを半減することを目標に掲げ、各団体やアスリートが協力して事例を作り出していくことが重要です。さらに一般ファンへのアクションを促すことも目指しています。
全体として、ザスパ群馬の参加は地域社会とスポーツ界の連携を強化し、持続可能な未来に向けた一歩となるでしょう。これからのスポーツ界の環境活動にますます期待が寄せられます。