仙台のホテル京阪、震災14年目に非常食を提供する朝食メニューを展開
株式会社ホテル京阪(本社:大阪市中央区、社長:山田 有希生)が運営するホテル京阪仙台は、2025年3月11日(火)から3月14日(金)までの4日間、特別な朝食メニューとして非常食を提供する取り組みを行います。これは、2011年に発生した東日本大震災から14年が経過することを受け、防災対策の重要性を宿泊者の皆さんと再確認するための試みです。
背景と目的
ホテル京阪仙台は、東北地方に位置し、震災の直接的な影響を受けた地域の一つです。そのため、地域の防災意識を高めることが求められています。この特別な朝食メニューは、宿泊客と共に災害への備えを考えるきっかけとなることを目指しています。また、ホテルロビーには防災情報コーナーを設け、訪れる方々に最新の防災情報を提供し続けています。
特別な朝食メニューの詳細
提供される非常食メニューには、
さんまの味噌煮、
牛たん入り仙臺塩おでん、
ミネストローネ、
おにぎりなど、さまざまな料理が日替わりで用意されます。また、備蓄食として開発された「
LIFESTOCK」も提供されます。これは電気・水・ガスがなくても食べることができるゼリー飲料で、小さなお子様や高齢者でも安心して利用できるアレルギー対応の非常食です。
提供時間と料金
この特別な朝食は、ホテル京阪仙台の2階レストランにて、朝6時30分から10時まで(最終入店は9時30分)に提供されます。
- - 朝食料金: 2,200円(税込)
- - 提供メニュー数: 1日5~8品(全メニューに数に限りあり)
メニュー例:
1. ミネストローネ
2. 肉じゃが
3. 仙臺塩おでん
4. おでん
5. おかゆ
6. おにぎり醤油
7. さんまの味噌煮
8. サラダサバ
9. 缶詰ソフトパン
10. グリコビスコ(缶入り)
11. カンパン
12. LIFESTOCK防災備蓄ゼリー
この機会に、多くの方々に
防災ハンドブックや
東日本大震災時の消防活動記録誌も配布されます。特に、宮城県が発行した多言語対応の防災ハンドブックも提供されるため、外国人の方々にも利用しやすい環境が整えられています。
今後の取り組み
ホテル京阪仙台は、今後も防災意識の高さを維持し、地域の安全を守るための活動を継続していく予定です。この特別な朝食イベントを通じて、宿泊者の皆さんと共に災害への備えの重要性を考えることができるでしょう。宿泊の際は、是非この機会に充実した朝食を楽しんでみてください。
宿泊およびアクセス情報
- - 所在地: 仙台市青葉区中央3丁目3-5
- - アクセス: 仙台駅より徒歩約8分
- - URL: ホテル京阪 仙台
- - お問い合せ: 022-263-0321
この特別な取り組みが、多くの方の防災意識を向上させ、より安全な地域作りに寄与することを願っています。