日本初、WorkdayとのAPI連携による給与計算エンジン
株式会社パトスロゴスは、2023年に日本初となるWorkdayの「Workday ヒューマン キャピタル マネジメント(Workday HCM)」とのAPI連携が可能な給与計算エンジン「Combosite人事給与」をリリースしました。この新機能により、Workday HCMを利用している企業は、給与データを自動的に連携できるようになり、大幅な業務効率化が期待されています。
API連携の意義
API(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)を用いた双方向の人事給与データ連携サービスは、日本国内では初めての試みです。これにより、経営者や人事部門は、従業員情報の二重入力やシステム間の連携にかかる時間とコストを大幅に削減できます。日本特有の複雑な給与計算業務にも柔軟に対応できるため、国内企業のグローバル展開を支援する効果も見込まれています。
リリース前の顧客ヒアリングでは、高い評価を受け、すでに数千名規模のグローバル企業への導入が決定しています。これにより、多くの企業が短期間に給与業務を効率化し、複雑な人事戦略をよりスムーズに遂行できるようになります。
パートナーシップの強化
2025年3月には、パトスロゴスとワークデイ株式会社との間で戦略的なパートナーシップが締結されました。これは、グローバルに展開する国内企業に向け、効果的な給与ソリューションを提供する目的で設立されました。両社の強力な連携は、今後の人事業務の効率化やデータ分析において、大きな役割を果たすでしょう。
ワークデイ株式会社の執行役社長 古市力氏は、この新しいAPIの開発に対して感謝の意を表し、企業の良い人事戦略を支えることを強調しました。
給与計算業務の未来
本機能は、労働生産性の向上や人事戦略の立案に役立つだけでなく、経営判断を迅速かつ的確に行うための情報を提供します。近年、多くの企業が人事データを活用した経営戦略を重視しており、「Combosite人事給与」とWorkday HCMとの連携は、その追求を加速する一助となるでしょう。
パトスロゴスのCEO 牧野正幸氏は、本機能の提供を通じて、すでにWorkdayを利用している企業や今後グローバル展開を目指す企業に、より高品質で効果的な給与ソリューションを提供できると確信しています。未来の人事データ管理がどう進化するのか、今から期待が高まります。
今後も、パトスロゴスはWorkdayとのシームレスな連携を推進し、グローバル企業の生産性拡大に貢献し続けるものと見込まれます。
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